TOEICリスニング学習法一覧

このカテゴリーでは、リスニングの
効果的な学習法、対策について書いています。

*リスニングの学習の基本的な考え方

「リスニング力を上げるのに
聞き流しは効果がありますか」
という質問をよく頂きますが、
まず効果はありません。

聞き流しが効果があるのは
超上級者だけで、しかもリスニング力を
維持するには効果がありますが、
リスニング力を上げることはできません。

リスニングができるようになるためには
「聞き流す」のではなく、「意識して聞き取る」
必要があります。

そのためにはスクリプト(原稿)を用意して
どこが聞き取れていないかをきちんと
確認することが重要です。

英語が聞き取れない原因は色々ありますが、
自分が思っている音と実際に聞こえてくる音が
違うことが主な原因です。

例えばDJがよく使うcheck it outは
「チェケラ」のように聞こえます。

「チェック イット アウト」のように
発音するネイティブはいません。

これはcheckのk,itのt,outのtが
発音されず、3語がひっついて1語の
ように発音されるので「チェケラ」
のように聞こえるのです。

専門的にはリンキング(音の連結)、
リダクション(音の脱落)と言います。

英語の発音には一定の規則があるので
その規則を理解して、英語を聞くようにすれば
リスニングはできるようになります。

そのためには英語の発音の規則を学び、
スクリプトで確認しながら音声を聞いて
自分が思っている音と実際に聞こえてくる
音のズレを埋めることが重要です。

リスニングは子供の頃からやらないと
ダメだと思っている人もいますが、
大人になってからでも間に合います。

私も英語を始めたのは中学生からですから
大丈夫ですよ。(^o^)

パート別の対策

*パート1

2016年の新形式前は10問ありましたが、
新形式後は6問に問題数が減りました。

新形式前は900点取得者でも
迷うような難問が出題されていましたが、
新形式後は問題のレベルはかなり易しくなりました。

中上級者はこのパートは満点で
いきたいところ。

初中級者の方もリスニングで
一番点数が稼ぎやすいのはこのパートですから
頑張って対策をしましょう。

パート1の攻略のコツは
頻出のフレーズを覚えることです。

実はパート1には繰り返し出題される単語、
フレーズがあります。

一例

cast a shadow(影になる)
overlook~(~を見渡す)
slanted(傾いている)

curb(縁石)*カーブではない
ripple(さざ波)
railing(手すり)

これらの単語は知らないと
いくら音が拾えても何を言っているか
分かりません。

パート1の対策書にはパート1に
よく出る単語、フレーズが出ていますので
しっかり覚えておきましょう。

知らない単語は絶対聞き取れませんからね・・・

パート1は比較的易しいパートなので
まずはこのパートで得点を稼ぎましょう。

*パート2

このパートも新形式になって
問題数が30問から25問に減りました。

パート1とは逆にパート2の難易度は
新形式になってかなり上がっています。

これは私だけでなく、TOEIC講師の方も
みんなおっしゃっていますよ。

難しくなった原因は

1.質問と答えの距離が遠い
2.疑問文に対して疑問文で答える
3.平叙文に対する応答が増えた

ことが挙げられます。

1について言うと、
「えっこれが答え」という問題が
出ます。

例えば

Q:「○○レストランを接待に使うのはどうかな?」
A:「ああ、あのレストランは騒がしいからね。」

というような応答があります。

あのレストランは騒がしいから、
接待に向いていないから
正解になるのです。

なかなかやっかいな問題です。

Yes,NOで答えるような疑問文でも
答えがYes,NOにならない問題が増えていますので
要注意です。

2は文字通り疑問文に疑問文で返すという
タイプの問題です。

例えば

Q:「この間の会議はどうだった?」
A:「あれ、中止になったんじゃなかった?」

のような感じです。

1,2のようなタイプの問題は頭を
柔軟にして聞いていないと答えを選べません。

よく言われることですが、自分が応答をしている
つもりで音声を聞くことが重要ですね。

3の平叙文に対する応答は、答えのパターンが
決まっていないので、正解するのが
難しいです。(T_T)

あとこのパートは前半(7番から20番ぐらいまで)は
比較的易しいですが、後半(20番以降)は
難しい問題が出ることが多いので
注意しましょう。

後半は特に集中することを
忘れずに・・・

パート2は聞いて答えが分からなかったら
考えても仕方がないので、
適当にマークして次に進みましょう。

いつまでもその問題を考えていて
次の問題を聴き逃してしまったら
元も子もありませんから・・・

パート2のお勧めの書籍も記事で紹介します。

*パート3

このパートも新形式になって変わった点があります。

+言いよどみのある会話が出る
+会話の意図を問う問題が出る
+図表、グラフを用いたビジュアル問題が出る

が変更点です。

新形式になって難易度は確かに上がりましたが
中上級者にとってはそこまで影響はないのではないかと
私は思っています。

ただ初中級者にとっては、かなり難しくなってように
感じられるのではないでしょうか?

特に会話の意図を問う問題は、
質問の選択肢が長く
選択肢を先読みしておかないと
正答を選ぶのが難しいですね。

図表、グラフを用いた問題も同様に
先に選択肢に目を通しておかないと
答えが分からないということがありますので
油断は禁物です。

初中級者の人は、パート3は会話の意図問題や
ビジュアル問題は捨てて、
他の確実に取れる問題を確実に解くほうが
高得点につながります。

難しい問題を解いたからといって
その分点数が上がるわけではないですから・・・

上級者の人も会話の意図問題は
選択肢がかなり紛らわしいことが多いので
注意して解きましょう。

*パート4

パート4も新形式になってからの
変更点はパート3と同じです。

パート4はパート3と違い1人の
ナレーターが話します。

ナレーターによってアクセント、話すスピードが
かなり違いますので、ナレーターによっても
問題の難易度がかなり変わってきます。

これは私も経験があるのですが、
会話の最初が上手く聞き取れないと
その後もほとんど聞き取れないということが
ありますので、気を付けましょう。

会話が上手く聞き取れないと
1セット(3問)を全部間違ってしまうことにも
なりかねませんから・・・

TOEICのナレーターに慣れるためには
公式問集を使いましょう。

公式問題集は本番の公開テストと
全く同じナレーターが問題を読み上げていますので
音声に慣れるために公式問題集は
必ずやっておくことが重要です。

パート4もパート3と同様に
会話の意図問題とビジュアル問題が
出題されますので、時間がない時は
これらの問題の選択肢だけでも先読みを
しておきましょう。

パート3,4とも最近の公開テストでは
今まではあまりなかった場面の会話、場面の
問題が出題されています。

公式問題集や模試を解くことも重要ですが、
リスニング力を上げることも重要です。

頑張りましょう。(^o^)

*まとめ

リスニングはリーディングやスピーキングと較べて、
簡単だと思われている方が多いですが
実はリスニングはなかなか難しいのです。

よく言われるように英語と日本語では
音の数が違います。

日本語では母音は5つですが、
英語の母音は5つ以上あります。

日本語は基本的に母音+子音という音の
組み合わせになりますが、(ka,sa,ta)
英語には日本語にはない
子音+子音という音の組み合わせも
あります。

このように英語と日本語には
大きな違いがあるので、
ただ漠然と英語を聞いていても
リスニングは出来るようになりません。

でも正しい方法で学習すれば
TOEICのリスニングは必ずできるようになります。

このカテゴリーの記事で
リスニングの学習法について詳しく
書きますので、一緒に頑張りましょう。

TOEICリスニング新形式の問題。対策はどうする?

TOEICのリスニングの新形式の問題の対策法に ついて書いています。2016年度5月の試験から 新しいタイプの設問が出題されるようになり、 難易度も上がっています。 TOEICのリスニングの新形式の対策について 知りたい方は是非参考にして下さい。

TOEICのリスニングで先読みはすべきか?

TOEICのリスニングで先読みをすべきか どうかについて書いています。 質問の選択肢を読んでおいた方が 良いと言われますが、実際はどうなのでしょうか? TOEICのリスニングで先読みをしたらよいかどうか 知りたい方は是非この記事を参考にして下さい。

TOEIC対策にシャドーイングは有効?体験を元に解説

TOEICにシャドーイングが有効かどうかについて 体験談を元に詳しく書いています。 リスニング対策には色々な学習法がありますが 他の方法との比較についても説明しています。 TOEICにシャドーイングが効果があるのか 知りたい方は記事を参考にして下さい。

TOEICのリスニング。初心者向けおすすめの学習法

TOEICのリスニングの初心者向けの学習法について 書いています。listeningはただ漠然と英語を 聞き流しているだけでは絶対に出来るように なりません。TOEICのリスニングの初心者は どのように学べば良いかを知って、 対策をするようにして下さい。