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TOEIC対象者別情報一覧

TOEICの受験者は今や
小中学生から社会人まで
幅広くなっています。

受験者の方が必要とする点数、
TOEICを受験する目的は
みんな違います。

このカテゴリーではTOEICの
対象者別の情報について
書きます。

*小中学生

正直なところTOEICを
受験する小中学生は
それ程多くないのでは
ないでしょうか?

でもとある英語雑誌を見ていると
8歳で英検準1級、TOEIC800点を
超えている小学生がいました。^^;

8歳でTOEICの試験の内容を
理解できるのはスゴイですよね。

お隣の韓国ではTOEIC980点の
小学生も・・・

上を見ればキリがありません・・・

英語教育への低年齢化が進み、
小中学生でも驚くほど高い
英語力を持っているお子さんが
いらっしゃるのも又事実です。

ただ私個人の意見としては
小中学生はTOEICよりは英検の
方が良いかなと思います。

英検の対策をやっている
英会話スクールはたくさん
ありますし、小中学生には
試験の内容も英検の方が
馴染みやすいでしょう。

TOEICは早くても高校生に
なってからにした方が良いと
いうのが私個人の意見です。
(帰国子女のお子さんは除きます)

TOEICの試験の中身は
ビジネス関連の文書や
パンフレット、チラシ、
チャット等生活に密着
したものが多いので、
小中学生には厳しいです。

invoiceと言われても
ビジネス経験がないと
なかなかピンときませんよね。

焦って早くからTOEICを
受験しなくても、
小中学校でしっかり英語の
基礎力を身につけておけば
TOEICは何とでもなります。

焦ってTOEICを受験させて
英語嫌いになったら元も子も
ありませんから・・・

*高校生

高校生の場合大学受験で
TOEICを利用するかどうかで
TOEICの目標点数は変わってきます。

+大学受験でTOEICを
利用しない場合

実は私が指導している高校生の
ほとんどが大学受験で
TOEICを必要としていません。

大学受験が終わった後で
TOEICの指導をごく短期間
行うことがありますが、
英語の基礎学力がしっかりしていれば
特に対策をしなくても
500点から600点は取れます。

但し単語については
TOEICで問われる単語と
高校で習う単語では
意味が違いますので、
少し対策が必要かなと
思います。

リスニングが極端に苦手な
生徒はTOEICでかなり苦戦します。

リスニングが問題の50%を
占めていますからね。

特に単語を覚える時に
発音をきちんと確認していない
生徒は大体リスニングが
弱いですね。

高校生の皆さんは先を見据えて
単語を覚える時は
単語集に付属している
CDを聞いて、正しい発音で
単語を覚えるようにして下さい。

発音をいい加減にすると
後で苦労しますから・・・

今後の大学受験での
外部試験の利用状況の
詳細がはっきりしない現在では
何とも言えませんが、
大学受験にTOEICが必要ない
高校生は英検2級を
卒業までに取ることを
目標に英語を勉強して下さい。

英語が得意な人、難関私立大学を
目指している人は準1級まで
取得しておくと受験が有利に
戦えます。

大学受験が終わった後で
TOEICの対策をしても
十分間に合いますから
焦らなくても
大丈夫ですよ。(^o^)

+大学受験でTOEICを
利用する場合

大学受験でTOEICを
必要とする高校生は
自分が志望する大学を
受験するのに
TOEICのスコアが何点必要かを
確認してみて下さい。
(個別記事にも書いています)

ブログの記事でも書いていますが、
大学受験でTOEICを必要とする場合も
必要なスコアは大学によってかなり
幅があります。

低い大学は450点ぐらいの
大学も。

白百合女子大学や
京都文教大学では
TOEIC945点以上で
英語の試験が満点扱いに
なるようです。

TOEIC945点以上取れる人は
本番の英語の試験でも
100点取れそうですけどね・・・

国際教養大学ではTOEIC780点
を取れば英語の試験は満点扱いに
なるようです。

広島大学も以前はTOEIC780点で
センター試験が満点扱いに
なっていましたが、
現在はスピーキング&ライティング
テストのスコアも併せて
必要になっています。
(詳しくは広島大学のホームページを
ごらん下さい。)

*大学生の場合

大学生がTOEICのスコアを
必要な場合は大きく分けて
2通りです。

1.単位の習得で必要
2.就職活動で必要

1の場合も大学、学部によって
様々なですが、
大体450点から600点ぐらいが
多い感じですね。

国際関係学部ではもう少し
高いスコアが要求されます。

北海道のとある大学の4年生が
就職が決まっているにも
かかわらず、TOEICのスコアが
基準に達していないために
卒業できないというニュースが
ヤフーニュースに載っていました。

TOEICは現在地域にもよりますが、
年10回試験が実施されています。

ギリギリにならないように
早めにテストを受けて
目標点をクリアーして
おきましょう。

就職が決まっているのに
卒業できないなんて悲惨ですから・・・

*社会人の場合

社会人の方の場合
企業によって社員に求める
TOEICの点数は大きく異なります。
(詳しくは個別記事を
ごらん下さい。)

大まかに言うと、
英語をそれ程必要としない
会社であれば600点、
英語を業務で必要とする会社で
あれば730点上必要な企業が
多いかなと思います。

楽天は新入社員にTOEIC800点を
要求していて、取得できない場合は
内定取り消しになるみたいです。
(怖いですね~(T_T))

ここで気を付けて頂きたいのは
業務で英語を使う機会が
あるかどうかということ。

業務で英語を使う機会がない場合は
テクニックを駆使して
とりあえず目標点をクリアー
しておけば大丈夫です。

業務で英語を頻繁に使う方は
スコアに見合う英語力が
必要になります。

別の記事でも書いていますが、
企業が欲しいのはTOEICの
スコアではなく、
そのスコアを持っている人が
持っていると思われる英語力です。

「TOEICのスコアは高いけど、
全然英語が出来ないじゃないか」
と同僚、上司に思われないように
TOEICのスコアに見合う英語力を
身につけるようにしましょう。

*英語のプロ(通訳、翻訳)
を目指している人の場合

英語のプロを目指している人の
場合は、あまりTOEICや英検の
資格にこだわる必要はありません。

ただプロとして活躍する上で
最低限の英語力として
TOEIC900点、英検1級ぐらいの
力は必要です。

実際にプロ通訳スクールの
入学基準はTOEIC900点、英検1級
ですから。

ただ別にTOEIC900点、英検1級を
持っていなくても大丈夫です。
それと同等の力があれば
良いんですから。(*^^*)

かつての私がそうでしたが、
自分の実力が不安だから
TOEICのスコアを上げてから
通訳、翻訳のトレーニングを
しようと思いがちです。

でもTOEICのスコアが
上がったからといって
通訳、翻訳がうまく出来る
わけではありません。

通訳、翻訳がうまくなるためには
結局通訳、翻訳のトレーニングを
するしかありません。

どうか通訳、翻訳の仕事を
しようと思われている方は
一定の英語力を身につけたら
通訳、翻訳のトレーニングを
するようにして下さいね。

TOEICのスコアが高いからと
いって仕事がたくさんくるなんて
ことはまずありませんから・・・

プロの世界で頼りになるのは
実力だけです。

私の様に貴重な時間を無駄に
しないように・・・

*まとめ

TOEICに限らずその他の
英語の試験が表してるのは
あくまでその人の英語力の
目安です。

英語が必要な人はこれからも
増えると思いますが、
必要な英語力は人それぞれです。

私はTOEICの学習をすることは
良いことだと思っています。

何度かこのブログで書いていますが
あくまで英語力が上がった結果
TOEICのスコアが上がるのが理想です。
(英語を使わない人は除く)

TOEICnのスコアアップを
目指すことは良いことですが、
スコアを上げることが
目的になってしまい、
英語力を上げることを
忘れてしまっては
本末転倒です。^^;

自分の英語力を上げることを
意識してTOEICの学習を
するようにしましょう。

私も皆さんのお役に立てるような
記事を書くように努力します。(^o^)

もちろん英語学習も
頑張りますよ。