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TOEICと英検1級。難易度と試験内容の比較

「TOEICと英検1級はどちらが難しい?」

「英検1級を持っている人が
TOEICを受検したら何点取れる?」

英語学習をしている人の中には
こういった疑問をお持ちの人も
多いのではないかと思います。

私も今までに「TOEICで何点あれば
英検1級に合格しますか」」といった
質問を何度も受けてきました。

今回はTOEICと英検1級を様々な角度から
比較して記事を書きます。

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1.TOEICと英検1級の比較の結論

TOEICと英検1級は試験の形式、
難易度が違うため、どちらが
難しいとは一概には言えません。

英検1級は合否がありますが、
TOEICは合否がなく、
結果がスコアで出ます。

私が見た感じでは英検1級取得者の
TOEICのスコアは、大体850点から990点
ぐらいです。

ちなみに私が英検1級に合格した時の
TOEICのスコアは900点。

ただTOEICと英検を受験している時期が
違うので、単純な比較は出来ません。

合格者の話しを聞いていて
一番多いのは900点から950点
のゾーンですね。

英検1級合格者でも合格最低ラインで
合格した人と、かなり余裕を持って
合格した人では英語力に
かなり違いがあるので、
一概には言えません。

ただ気を付けて頂きたいのは
TOEICで○○点取れたら英検1級に
合格できるということではありません。

上に書いた英検1級取得者の
TOEICのスコアは、あくまで
アンケートの集計であって
英検1級の合否とTOEICの点数には
あまり相関関係はありません。

TOEICで900点後半取れていても
英検1級に合格出来ない人も
結構います。

こういう人は大体インプット
(リスニング、リーディング)
は強いのですが、アウトプット
(ライティング、スピーキング)
が弱い傾向があります。

TOEICはインプットだけの試験ですが、
英検はインプット、アウトプット両方の
試験ですので、バランスの良い英語力が
必要です。

英検1級を目指している人は
インプット、アウトプット両方の
力を高めていくようにしましょう。

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2.英検1級とTOEICの難易度の比較

*単語(語彙問題)

TOEICで問われる単語は日常生活や
ビジネスで使う単語がメインで
難易度は英検2級から英検準1級ぐらいです。

一方英検1級では約10,000から15,000語
レベルの単語力が要求されます。^^;

しかも語彙問題25問の内5問は
句動詞の問題。
(句動詞は動詞+前置詞、動詞+副詞で
構成される連語のことです。)

この句動詞の問題が又難しいのです。

単語問題は英検1級の問題の方が
圧倒的に難しいです。

*文法

TOEICではパート5で文法問題が
出題されますが、英検1級では
単独での文法問題は出題されません。

*リーディング(読解問題)

TOEICではEメール、広告、ビジネス文書等
様々な文章を読んで必要な情報を
素早く検索する能力が問われます。

文章の難易度は英検準1級より
易しいですが、大量の英文を短時間で
素早く処理する力が必要。

英検1級では、経済、歴史、科学、医学
といったアカデミックな内容の文章を
精読する力が必要です。

問題形式は長文穴埋め問題が6問
長文の内容一致問題が10問。

難易度の比較は難しいですが、
単純な文章の難易度は英検1級の方が
高いです。

TOEICは問題文の難易度はそれ程
難しくありませんが、
短時間で大量の問題を処理する
処理能力が問われます。

問題数はTOEICの方が多いので
問題処理能力はTOEICの方が
厳しいですね。

総合的には文章の難易度は英検1級、
試験時間内に処理する難しさは
TOEICの方が難しいと言えます。

*リスニング

TOEICでは日常会話やビジネスでのシーンに
よる会話問題が中心。part3(会話問題)や
part4(説明問題)ではかなり長い英文を
聞いて、問題に答えなければいけません

英検1級は、対話文、パッセージ(200語)、
リアルライフ(実際の生活での会話)、
インタビューと様々なタイプのリスニングの
問題が出題されます。

リスニングの問題数はTOEICが100問、
英検1級が27問。

問題量の多さではTOEIC、問題の難易度で
言うと英検1級の方が難しいですね。
(特にインタビュー問題は話すスピードも
早く、アクセントもきついので大変です)

私はTOEICのリスニングは満点
(495点)ですが、英検1級の

リスニングの正答率は
75%から85%ぐらい。

あと忘れてはいけないのが
TOEICではリスニングの後に
リーディングの問題を解きますが、
英検では筆記試験の後にリスニングの
問題を解くということ。

英検1級の筆記試験は100分と
長丁場なうえ、あの難しさ。

筆記試験の後で脳が疲れた後
にあのリスニングの問題を
解くのは大変です。^^;

*ライティング

TOEICにはライティングの試験はありません。

英検1級では社会問題について
200語から240語でエッセーを書きます。

以前は各ポイントが示されていて
語数も200語で良かったのですが、
現在は200語から240語と語数が
増えたので、難易度がかなり上がりました。

特に最近の英検1級ではライティングの
出来が合否に大きく影響しますので
しっかりと対策をすることが必要です。

*スピーキング

TOEICにはスピーキングの試験がありません。

英検1級では2次試験で5つのトピックから
1つを選び、1分で準備して2分のスピーチを
します。スピーチの後面接官から3~5つの
質問がされます。

出題されるトピックは国内外の社会問題
に関するものが多いです。

1分でスピーチ内容を準備して
2分のスピーチをするのは
かなり準備をしていないと
大変です。

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3.TOEIC受験者が英検1級に合格するためのコツ

TOEICで高得点を取得している人が
英検1級に合格するために
重点的に学習して頂きたいのは

1.単語の強化
2.長文読解問題
3.エッセー(ライティング)

の3つです。

まず1の単語ですが、
TOEICと英検1級では出題される
単語のレベル、種類が全く違うので
別途対策が必要です。

英検1級対策の単語集はたくさんありますが、
私のおすすめは旺文社のでる順パス単です。

今までに様々な単語集をチェックしましたが、
圧倒的にパス単から多くの単語が本試験で
出題されています。

以前取ったデータではパス単のカバー率は
58%から65%。

これくらいのカバー率があれば
本番でも7割は正答できます。

特に時間がない人はパス単1本に
絞ってやってみて下さい。

最近はパス単のアプリもありますので
是非有効活用してみて下さいね。^^

読解問題についてですが、
英検1級の読解問題は単語レベルも
TOEICより高く、選択肢も紛らわしいので
きちんとした対策が必要です。

対策は過去問をきちんとやるのが
一番。

市販の問題集はあまり良いものがありません。

旺文社の全問題集には6回分の問題が
収録されていますが、手に入るようであれば
それ以前の問題も入手して解いてみましょう。


過去問を解いていく内に問題、選択肢のクセ
についても段々分かってきます。

解く時は正解の根拠をきちんと探して
解くようにすると良いですね。

エッセー(ライティング)は比較的短期間で
対策が出来るので、時間があまりない人でも
書き方を知って練習すればすぐに上達します。

書き方としては

1.結論
2.例1
3.例2
4.例3
5.結論の言い換え

が一番無難で、安定したスコアが
期待できます。

後エッセーは必ず信頼できる指導者に
添削をしてもらって下さい。

英検はCSEスコアを導入して、
合格最低点を固定してから
エッセーの重要性は以前より
高くなっています。

受験した人に話しを聞くと、
単語、読解、リスニングより
エッセーの点数を1点上げた方が
CSEスコアの伸びは大きいとのこと。

読解、リスニング、単語で
点数があまり取れなかった人が
エッセーで満点を取って大逆転で
合格したという話しを聞いたこともあります。

エッセーのウェイトが以前より
かなり高くなっていますので
合格するためにはエッセーの対策をしっかり対策をして下さい。

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4.英検1級とTOEICの比較のまとめ

TOEIC900点を超えている人の多くが
英検1級合格を次の目標としています。

ただ上にも書きましたが、
TOEICと英検1級は出題内容も
全く違うので、英検1級の対策をして
試験に臨まないと合格は難しいですね。

中にはTOEIC990点を取得している人でも
英検1級を何度受験しても合格出来ない方も
いらっしゃいます。

1次試験では、単語とエッセーが
2次試験のスピーキングがTOEIC受験者に
とってはハードルが高い印象。

TOEICで○○点取れているから
大丈夫だろうと思わず、

きちんと対策をして試験に臨んで下さい。

英検1級は決して簡単な試験では
ありませんが、正しい学習法で
取り組めば必ず合格出来ます。

勉強は大変ですが、是非頑張って下さい。^^;

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