第343回TOEICの公開テスト(午後の部)を受験してきました。
試験会場はいつも通り福山市立大学。
最近はほぼこの会場ですね。
教室もそれ程大きくないので、個人的には好きな会場です。
1.第343回TOEIC公開テスト パート毎の感想
パート1 普通
パート2 普通
パート3 やや難
パート4 やや難
パート5 普通
パート6 やや易
パート7 普通~やや易
私が受けたフォームは男性が自動販売機のボタンを押してフォームでした。
(フォームは数種類ありますのでご注意ください)
終了時間は17:01でした。(リスニングが46分でした)
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2.第343回TOEIC リスニングの難易度
+パート1
今回のパート1の難易度は普通でした。
難易度は普通としましたが、1問は物凄く難しかったです。
多分単語や表現も今まで聞いたことがないものでした。
最近は1番の問題の選択肢も表現が少し抽象的になっているので注意が必要ですね。
+パート2
今回の難易度は普通でした。
今回は前半から少し遠回しな会話の表現が出てきて「おっ」と思いましたが、途中からはいつもの難易度に戻りました。
ただ25番からは平叙文の応答も多く、初中級者には難しく感じられたかもしれません。
難しい問題は「あれ、答えがない」と思って焦ってしまいますが、消去法を使えば正答は選べますので落ちついて対処するようにしましょう。
+パート3
今回のパート3の難易度はやや難でした。
3人の会話はいつも通り2セット。
簡単な問題のセットと難しい問題のセットがはっきりと分かれていましたね。
私も後半のイギリス人女性が出てくる会話で1問答えが分からない問題がありました。
最近は前半の会話でこれが答えだと思っていても、会話中盤ではあれ答えが違うというような問題が増えていますので、最後まで注意して会話を聞くことが重要ですね。
何と言うかどんでん返しがある会話が増えた印象です。(ひっ
かけでしょうね)
今回は会話の意図問題でも難しい問題が数問ありました。
会話の最後の文が問題になるとなかなか大変ですね。
+パート4
難易度はやや難としました。
イギリス人女性がナレーターの問題は会話の展開が早く、前半で会話の流れが分からないと
そのまま何を言っているか分からないまま会話が終わってしまったという方も多いのではないでしょうか?
パート4も意図問題で何問か解きにくい問題がありました。
パート3,4でも最近選択肢の言い換えが前より抽象的になってきていますので、難しく感じる方もいらっしゃるでしょう。
選択肢の単語レベルも以前より上がっていますので、単語もしっかりと覚えることが重要です。
+リスニングまとめ
今回のリスニングの問題の難易度は全体としては普通からやや難だと感じました。
例のイギリス人女性ナレーターは聞き取りにくく感じる人も多いと思います。(私もです)
登場回数は少なかったですが、イギリス人男性ナレーターもぼそぼそ話すので少し聞き取りにくく感じました。
各パートに難しい問題はありましたが、トータルとしては大幅難化という程でもないかなという感じです。
ただ問題の傾向は少しづつ変わってきていますので、今までの対策書のセオリー通りでは
対処できないこともあります。
TOEICはテクニックで何とかなると世間では思っている人も多いですが、問題を作成しているETSも対策を考えていますので、きちんとしたリスニング力(英語力)をつけるのが一番です。
今回の問題の難易度だと3問ミスまでが満点かなと思います。
4問ミスでも満点になるかもしれません。
3.第343回TOEIC リーディングの難易度
+パート5
今回の難易度は普通としました。
解答に悩んだ問題はありませんでしたが、きちんと構造を意識して解かないと間違えそうな問題がちらほら見受けられました。
後半の語彙問題はやや難しい単語が問われていたので、初中級者の方には難しく感じられたかもしれませんね。
パート5は単語問題に時間をかけ過ぎるとパート7を解く時間が短くなりますので、気を付けましょう。
解答時間は7分。
+パート6
今回の問題の難易度はやや易しいとしました。
文法、語彙問題、文挿入問題の全ての問題でそれ程難しい問題はなかった気がします。
解答時間は8分。
ここ最近では一番早く解けました。
+パート7
今回のパート7の難易度は普通かやや易しいかなという感じです。
問題毎の難易度は
シングルパッセージ やや難
ダブルパッセージ やや易
トリプルパッセージ やや易
という感じでしょうか。
解答の所要時間は
シングルパッセージ 32分
ダブルパッセージ 9分
トリプルパッセージ 13分
合計 54分
でした。
シングルパッセージは最初の問題がチャットの問題でした。
私が知る限りチャット問題が最初に来たのは今回が初めてです。
しかもこのチャット問題が少し面倒でここでリズムを狂わされた受験生も多かったかもしれません。
今回はダブルパッセージ、トリプルパッセージよりシングルパッセージの問題の方が難しかったです。
ダブルパッセージ、トリプルパッセージではそこまで解答に悩んだ問題はありませんでしたが、シングルパッセージの問題はクロスレファレンス(様々な情報を照合する)の問題も少し手がかかる問題がありましたね。
よく対策書にはダブルパッセージ、トリプルパッセージの問題は後回しにしましょうと書いてありますが、今回のフォームではダブルパッセージ、トリプルパッセージの問題から解いた方が絶対に楽でした。
TOEICの問題は傾向をよく変えますので、対策書に書いてあることを鵜?みにすることなく、
その時々で適切な判断をしていくことが重要だと思います。(それがなかなか難しいのですが…)
+リーディングまとめ
今回のリーディングの解答時間は
パート5 7分
パート6 8分
パート7 54分
合計 69分でした。
7分時間が余ったので、パート5,6の問題の解答を一通り見直して終了。
1問解答を変えようか迷いましたが、確信が持てなかったのでそのままにしておきました。
過去に何度か痛い目にあっていますので…
今回のリーディングは最近受験したなかで一番易しかったので、全問正解しないと満点は取れないかもしれません。
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4.第343回TOEIC公開テストのまとめ
今回は全体の難易度はリスニングが普通からやや難、リーディングはやや易と感じました。
リスニングは会話のsituationが今までと違う問題も増えていますし、選択肢の言い換えも
以前よりは難しくなっています。
リーディングも一見簡単そうに見えてもケアレスミスを誘う問題もありますので侮れません。
このブログで何度も書いていますが、TOEICは問題の傾向、難易度はどんどん変わっていきますので、久しぶりに受験される方は気を付け下さい。
何も面白みがない結論ですが、ハイスコアを出すためにはきちんとしたリスニング力、リーディング力をつけるのが一番です。
テクニックはおまけぐらいと考えておくのが良いでしょう。
受験された皆さんお疲れ様でした。
私は次回はおそらく5月に受験します。
引き続き英語学習を頑張りましょう。