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TOEIC平均点のまとめ。国別、対象者別のスコアを公開

TOEICを受験している人の多くは
TOEICの平均点はどれくらいなのだろうと
思われているのではないでしょうか。

自分の現在のレベルを知る上でも
TOEICの平均点を知ることは重要です。

今回の記事ではTOEICの平均点について
書いてみたいと思います。

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1.TOEIC公開テストの平均点

ここ最近のTOEICの公開テストの平均点は
大体580点です。

参考までに最近の公開テストの平均点を
表にしてみます。

実施回 リスニング リーディング 合計
第227回 327 261.6 589.3
第226回 325.7 261.6 587.2
第225回 317.4 259.7 589.1
第224回 326.6 262.5 589.1
第223回 316.4 260.7 577.1
第222回 313.6 267.6 581.2
第221回 319.3 260.2 579.4
第220回 321.5 265.3 586.8
第219回 309.8 259.4 569.2

こうしてデータを見てみると
平均点にそれ程大きなバラツキが
ありませんね。

大体570点から590点の間に
収まっています。

リスニングとリーディング差も
大体50点ですね。

最高点と最低点の差は
20点未満です。

数万人から数十万人が毎回受験して
スコアの誤差範囲が20点におさまっているのは
スゴイと思います。

恐るべきETSの問題作成能力。^^;

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2.対象者別TOEIC平均点

(データ元 TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2017)

公開テスト

対象者 リスニング リーディング 合計
小学生 371 245 615
中学生 355 246 601
高校生 299 213 512
高専 299 189 451
短大 278 195 473
大学 307 255 561
大学院 321 282 602
語学学校 294 232 525
専門学校 287 198 485
学生 306 251 556
社会人 328 274 602
全体 317 262 579

こうして見ると何と一番平均点が高いのは
小学生という驚愕の事実が・・・

これはやはり早期英語教育を受けている子供が
多いということでしょう。

あと面白いのがリーディングのスコアが
小学生から大学生までもが殆ど一緒ということ。

かつては日本の英語教育は読み書きは強いと
言われていましたが、このデータを見ると
中学生から大学生のリーディングの力が
ほとんど上がっていいないことがよく分かります。

さらに学年毎に詳しく見るとこうなります。

IPテスト

対象者 リスニング リーディング 合計
中学1年 313 194 507
中学2年 336 226 551
中学3年 303 197 500
高校1年 238 150 388
高校2年 250 170 420
高校3年 247 175 422
短大1年 234 152 386
短大2年 251 171 432
大学1年 241 190 431
大学2年 249 186 435
大学3年 275 209 484
大学4年 290 223 513
大学院1年 280 226 507
大学院2年 283 236 516
大学院3年 336 288 623
大学院4年 337 299 636

中、高、大学生だとやはり中学生のスコアが
一番高いです。

中学生でTOEICを受けるような子は
間違いなく、早期英語教育を受けていると
思われますので、平均点が高くても
不思議はありませんね。

但しサンプル数に幅がかなりあるので
そのあたりは考慮して数字を見ないと
いけないと思います。

サンプル数

中学 553人
高校 16,095人
短大 7,807人
大学 430,372人
大学院 9,325人

リーディングのスコアは中高大学生で
ほとんど差がありません。

私のイメージでは、高校生、大学生の
方がリーディングのスコアが高くなる
ような気がするのですが、
実際はほとんど変わりませんね。

中高の英語の学習指導要綱が
コミュニケーション重視に
変わったことも大きく影響している
のかもしれません。

2020年度からの大学入試共通テストの
外部試験の1つにTOEICが指定されましたので
今後中高生のTOEICの平均点は上がってくると
思われます。

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3.国別TOEIC平均点

(データ元:2016 Report on Test Takers Worldwide:The TOEIC Listening and Reading Test)

対象国 リスニング リーディング 合計
カナダ 433 399 833
ドイツ 429 360 789
スイス 411 372 783
フランス 377 343 720
ロシア 378 328 706
韓国 370 309 679
マレーシア 360 285 644
ブラジル 329 298 627
中国 302 284 586
日本 288 228 516
香港 291 225 515
インドネシア 227 171 397

今回の調査の対象になったのは
受験者数が500人以上の国です。

やはり上位はヨーロパの国々が
並びます。

上の表には全ての国を書いていませんが、
日本は残念ながら、
かなり下位に位置しています。

アジアの国々ではやはり韓国の平均点は
群を抜いて高いです。

さすがTOEICの受験が盛んなだけの
ことはあります。

余談ですが、韓国のTOEICの
平均点が高い理由は英語が出来ると
兵役が免除されるからというのも
大きいとのこと。

人間は不快なことから逃れるためには
努力が出来ると言われています。

中国の平均点は思ったほど高く
ありませんね。(TOEFL受験者の方が多いかも)

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4.TOEICのスコアを偏差値で表すと

日本人の多くは偏差値に慣れているので、
自分の成績を偏差値で示したほうが分かりやすいかもしれません。

平均点が580点として、受験者数を元に
TOEICのスコアを偏差値で表すと
こうなります。

スコア 偏差値
990 74.3
950 72.0
900 69.1
850 66.1
800 63.2
750 60.2
700 57.3
650 54.3
600 51.4
550 48.5
500 45.5
450 42.6
400 39.6
350 36.7
300 33.8
250 30.8
200 27.9
150 24.9
100 22
50 19.1
10 16.7

ちなみにTOEICの最低点は10点です。

平均点を超えている人が
次の目標にするのは偏差値から見ても
700点、750点ぐらいになってきます。

上記の偏差値はあくまで
目安として見て下さいね。
(平均点、受験者の数で変わります)

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5.TOEIC平均点のまとめ

この記事ではTOEICのスコアについて
様々なデータを紹介しました。

データに特に意味があるわけでは
ありませんが、今後の目標スコアを
何点にするかを考える際には
参考になるのではないでしょうか?

とはいえ必要以上に数字に振り回される
必要はありません。

あくまで参考程度にして下さいね。
又新しい情報が入りましたら、
随時お知らせします。

スコアアップを目指して
一緒に頑張りましょう!!

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