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TOEICは高校生には難しい。理由を知って対策を練ろう!

先日2020年度からの大学入試共通テストの
外部試験の1つとしてTOEICが採用されることに
なりました。

この決定を受けて今後益々TOEICを
受験する高校生が増えると思われます。

今回の記事ではTOEICが高校生にとって
難しいかどうかということについて
書きたいと思います。

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1.TOEICは高校生にとって難しいか?

結論はTOEICは高校生にとって
難しい試験になります。

難しい理由はいくつかありますが、

1.試験時間に対して問題量が多い
2.試験で扱われる内容が日常生活や
ビジネスに関するものが多く、
多くの高校生にとって馴染みが薄い

というのが難しいと思われる主な理由です。

2.2020年度からの大学入試共通テストで使用される外部試験

本題とは直接関係ありませんが、
2020年度からの大学入試共通テストで
使用される外部試験の一覧を参考までに
書きます。

名称 種類 検定料 国内の受験者数
ケンブリッジ英検 8 9720円~25380円 非公表
実用英語技能検定(英検) 5 5800円~16500円 340万
GTEC 4 6700~9720円 102万
TEAP 2 15000円 2.5万
TOEFL 1 235米ドル 非公表
TOEIC 1 15985円 253.2万

おそらく多くの人に馴染みがあるのは
英検、TOEIC,GTECぐらいでしょう。

試験の難易度、測る英語力もまちまちなので
何ともいませんが、
個人的には対策がしやすいのは
英検、GTEC,だと思います。

TOEFLとIELTSはアメリカ、イギリスの
大学に留学するために必要な英語力を
測る試験なので、難易度が高く
対策はかなり大変です。
(受験料も高額です)

TOEICは250万に人が受験している
L&R(リスニング&ライティング)テストと
3.2万人が受験しているS&W
(スピーキング&ライティング)テスト
の両方を受験する必要があります。

TOEICはTOEFL,IELTS程ではありませんが、
試験内容を考えると対策がしやすい
試験だとは言えません。

3.TOEICが難しい理由その1 問題量の多さ

まずTOEICが高校生に取って難しい理由の
1つは問題量の多さです。

TOEICでは2時間で200問の問題を
解かないといけません。

リスニングは45分から47分で100問。
リーディングは75分で100問の
問題を解きます。

この200問という問題量の多さが
まずネックになります。

大学受験で問題量が比較的多いのは
現在のセンター試験。

でも問題量はリスニングが30分で25問、
筆記試験が80分で55問です。
(年によって問題数は若干変わります)

試験時間と問題量を比較すると
リスニングは時間は1.5倍ですが、
問題量は何と4倍!!

筆記試験は時間はセンター試験の方が
5分長いですが、TOEICの問題量は
センター試験の約2倍です。

センター試験と比較しても
TOEICの問題量がいかに多いかが
お分かり頂けると思います。

私は毎年大学受験生を指導していますが、
センター試験の問題を時間内に
解き終えることが出来る生徒は
大体140点以上取れる生徒です。

センター試験の英語の平均点は
大体110点から125点ですから
半数以上の生徒はセンター試験を
解き終わることが出来ません。

ということは高校生がTOEICを
受験したら、まずほぼ100%の生徒が
時間内に試験問題を解き終わることは
出来ないでしょう。
(自分の目標点が取れれば良いので
全問解くことに必ずしもこだわる
必要はありませんが・・・)

TOEICの問題量の多さが
高校生にとってかなり大変だと
いうことは何となくお分かり頂けると
思います。

リスニングも100問という問題量の
多さがネックになります。

センター試験は25問しかありません。
問題量が4倍になると、
最後まで集中力が持たない生徒が
大半です。

高校生にTEICのリスニングの問題を
解いた後に試験の感想を聞くと、

「途中で集中力がきれた」
「途中で意識がとんだ」

という生徒がとても多いです。
(途中で寝ている生徒もいました。^^;)

リスニング100問を集中して解くと
いうことは高校生にはかなり難しいと
言えますね。

4.TOEICが難しい理由その2 問題の内容に馴染みが薄い

TOEICが高校生に難しい2つめの理由は
試験の問題の内容が高校生には馴染みが
薄いものが多いことです。

TOEICの試験問題の多くは
日常生活やビジネスに関係するものです。

リスニングではビジネスシーンの
会話がよく出題されます。

社会で働いたことがある人にとっては
馴染みのある会話も、高校生にとっては
どういう場面での会話なのかが
イメージしにくいようです。

英語そのものよりもシチュエーションが
つかみにくいという感じですね。

シチュエーションがよく分からないと
会話の内容を理解するのは
難しいです。

リーディングでは日常生活で見かける
メール、お知らせ、パンフレット、アンケート
のような文書が出題されます。

海外経験がある高校生を除けば
おそらくこのような文書を読んだことが
ある高校生は少ないでしょう。

内容に馴染みがない英語を
読んで理解するのは高校生でなくても
難しいです。

それに加えて最近の公開テストの
リーディングで使われる単語のレベル
が高くなってきていることも
高校生にとってはキツイですね。

英検準1級、1級レベルの単語も
チラホラ見かけます。

文書の英文も以前よりも
1文が長くなって、英文の構造も
難しくなっている気がしますし・・・

受験者が試験対策をしてくるので、
公開テストの難易度は
今後も上がってくると思われます。

高校生がTOEICで高得点を取るためには
きちんと対策をしないと難しいと
私は思います。

高校生が本格的にTOEICの対策を
するには、英検2級ぐらいの力は
必要ですね。

5.TOEICは高校生にとって難しいか?のまとめ

上にも書きましたように
高校生がTOEICの対策をするのは
なかなか難しいのが現状です。

ただTOEICに限らず英語の検定試験で
高得点を取るために必要なのは
英語の基礎学力です。

英語の基礎学力がなければ
いくら試験対策をしても
TOEIC等の検定試験で
高得点を取ることはできないでしょう。

表面上のテクニックにとらわれないように
しっかりした英語の基礎力をつけましょう。

別記事でも書いていますが、
英語の基礎力は、単語(ボキャブラリー)、
リスニング、文法の3つです。

例え4技能の試験になろうと
英語学習でするべきことは
何も変わりません。

焦らず弛まず地道に英語学習を
続けていきましょう。

P.S

先日私が尊敬するTOEIC講師の
濱崎潤之介さん(ハマーさん)が
高校生向けのTOEIC学習書を
最近出出版されました。

高校生からのTOEICR L&Rテスト入門
濱崎潤之介(著)
かんき出版

私もまだ読んでいませんが、
購入して読むつもりです。

是非参考にして下さい。

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