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TOEICリーディング学習法一覧

このカテゴリーでは、リーディングの
効果的な学習法、対策について書いています。

*総論

リーディングはリスニングと比べると
短期間で対策がしやすく、得点も上がりやすいと
言われています。

でも実際は正しいやり方で学習しないと
スコアを上げるのにものすごく時間が
かかってしまいます。

TOEICのリーディングは、パート5,パート6,パート7の
3つに別れています。

それぞれのパートは難易度、対策の方法が
大きく異なります。

又初級者、中級者、上級者では
学習の仕方、使う参考書か大きく変わりますので、
レベル毎の学習法、参考書の選び方についても
記事で書いています。

*パート5

パート5は短文穴埋め問題が30題出されます。
新形式になる前は40題出題されていましたが、
新形式になって30題に減りました。
(簡単なパート5の問題が減ったため、
テストの難易度がぐっと上がりました。)

リーディングの中では一番得点が取りやすく、
対策がしやすいパートだと言われていますが、
ただ問題をたくさん解くという学習法では
時間をかけてもなかなか出来るようには
なりません。

パート5の問題は文法と語彙が中心です。

但しいわゆる大学受験で問われる文法、語彙
とは内容、難易度が大きく異なりますので、
注意して下さいね。

TOEICを学習している人の中には
お金がもったいないという理由で
大学受験用の参考書で学習している人が
かなりいらっしゃいますが、
学習の効率は悪いです。

やはりTOEICに特化した書籍で
学習したほうが良いですね。

TOEICで問われる文法の範囲は限られていますし、
大学受験の文法問題のように重箱の隅をつつくような
問題は出題されません。

単語のレベルも大学受験程は
高くありません。

ただ同じ単語でも、TOEICで問われる意味は
大学受験で問われる意味とは違いますので、
気を付けましょう。

パート5はリーディングの中では
一番短期間でスコアアップが望めるパートですので
正しい学習法、参考書で学習するようにしましょう。

初級者、中級者、上級者毎の学習法、
おすすめの参考書についても詳しく書きますので、
是非参考にして下さい。

*パート6

パート6は長文穴埋め問題です。

このパートの問題は長文中の空所に
適切な語彙、文を入れる問題です。

問われる内容はパート5と同じで
文法と語彙です。

2016年の5月に新形式に変更になる前は、
1セット3問×4セットの12問でした。

新形式に変更後は1セット4問×4セットになり、
16問出題されるようになっています。

変わったのは問題数だけではありません。
新形式になって長文中の空所に
文を挿入する問題が
出題されるようになりました。
(以前は語彙を入れる問題だけでした)

ただパート5と大きく違うのは
パート6の問題の中には
文脈依存問題があるということです。

文脈依存問題とは、空所の前後だけでなく、
文章全体を読んで、文脈を考えて正答を
選ぶ問題のことです。

ですから同じ空所補充問題でも
パート5の問題と比べて、
パート6の問題の方が解くのに時間がかかります。

あとやっかいなのが、新たに出題されるように
なった文を挿入する問題。
この問題は選択肢の英文も長く、
文の前後をきちんと読まないと
正解が出せないので、解くのに時間が
かかりますので要注意ですね。

この文挿入の問題に時間を取られると
パート7にかけられる時間が減りますので
注意しましょう。

初中級者の方であれば、
分からなければ思い切って
飛ばすのも1つの手です。

多くの参考書はパート5,6をまとめて
扱っていて、しかもパート5の対策に
多くの紙面を割いているのが現状です。

ただ高得点(800点以上)を目指す人は
パート6をいかに正確に早く解くかが
重要になってきます。

パート6の対策についても詳しく書きますので、
頑張りましょう。

*パート7

パート7は長文問題です。

このパートは新形式になって、問題数、
読む文章の量も増えました。

以前はシングルパッセージ(1つの文書)
が28問、ダブルパッセージ(1つの文書)
が20問の合計48問でした。

新形式になって、シングルパッセージ
(1つの文書)が29問、ダブルパッセージ
(2つの文書)が10問、トリプルパッセージ
(3つの文書)が15問の合計54問になりました。

問題数が6問増え、さらに以前はなかった
トリプルパッセージ(3つの文書)が
出題されるようになったため、
読む英文の量は大幅に増加ということに。^^;

以前からTOEICのリーディングは
問題量が多く、なかなか時間内に
終わらないと言われていましたが、
新形式になってさらに時間内に解き終わることが
難しくなりましたね。

私の知り合いの900点取得者でも
新形式になって、全問解き終えることが
できないことがあると言っています。

リーディングで高得点を取るためには
このパート7をどう攻略するかにかかっている
と言えます。

極端なことを言えば、
初中級者は全問を解く必要はありません。
(おそらく全問を解くことは難しいと
思います。)

自分が目標としている点数を取るためには
何問の正解が必要かをよく考えて学習することが
重要ですね。

あと問題を解く順番も考える必要があります。

普通に考えると
シングルパッセージが一番易しくて、
ダブルパッセージ、トリプルパッセージの
順に難しくなると思いがちですが、
必ずしもそうとは限りません。

高得点を上げるためには。
自分に合った順番で問題を解くことが重要です。

問題を解く順序についても
レベル(初級、中級、上級)別に
記事で説明します。

パート7が出来るようになるためには
問題をただたくさん解けば良いというものでは
ありません。

パート7の問題を解くにはやはりコツがあります。

パート7の問題を解くコツ、おすすめの書籍についても
記事で書きます。

*まとめ

TOEICのリーディングで高得点を取るためには
もちろん英語力は重要です。

ただTOEICのリーディングは75分で100問
という大量の問題を処理しなければいけません。

そのためには早く問題を処理するコツ、要領を
身につけることは絶対必要です。

TOEICのリーディングの問題を攻略するコツを
このカテゴリーの記事で書いていきます。

私も現在990点満点を目指して努力しています。
一緒に高得点を目指して頑張りましょう。(^o^)