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TOEICは新形式から難化した?10回受験してみた感想

2016年からTOEICは新形式に移行しました。

新形式になってから、
TOEICは難しくなったという声を
よく聞きますが、実際のところは
どうなのでしょうか?

新形式になってTOEICの公開テストを
10回受験した私がTOEICの難易度の変化に
ついて詳しく書きます。

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1.旧形式と新形式のスコアの比較

旧形式

受験回 リスニング リーディング スコア
185 490 470 960
193 475 470 945
203 455 470 925
205 490 465 955
207 480 465 945
208 490 460 950
平均点946.7

新形式

受験回 リスニング リーディング スコア
210 465 485 950
213 485 475 960
215 480 465 945
217 475 490 965
221 495 485 980
224 495 480 975
226 495 480 975
227 495 475 970
231 495 475 970
234 475 470 945
平均点963.5

データに客観性を持たせるため、
新形式になってから受験した
10回分のスコアと、旧形式の
直近のスコアを比較してみました。

私の場合、新形式になってからの方が
スコアが上がっています。

ただもちろんその間に対策の勉強を
していますので、単純に難易度が
変わってないというつもりは
ありません。

上の表を見て頂ければわかると
思いますが、リスニング、
リーディング共にスコアに
大きな変化は見られません。

私の場合は新形式になったからと
いってスコアが下がってはいません。

ただ新形式になってスコアが
下がったという声はよく聞きます。

特にテクニックを駆使して
テストを受けていた人の中には
100点ぐらいスコアが下がったと
いう話しも聞きますね。

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2.新形式の変更点

どのように試験の形式が変わったのか
改めて簡単にまとめてみます。

リスニングの変更点

+問題数の変更

パート1(写真描写問題)

10問⇒6問

パート2(応答問題)

30問⇒25問

パート3(会話問題)

30問⇒39問

パート4(説明文問題)

30問⇒30問(変化なし)

試験の問題数の変化は上記の通りですが、
新たに新形式の問題が追加されました。

+新形式の問題

パート3

以前は全てのセットが2人だけの
会話でしたが、新形式になった3人の
会話が加わりました。

パート3,4共通

表や図といったビジュアル情報を
元にした問題が加わりました。

会話に出てくるフレーズの意味、
話し手の発言の意図を問う問題も
出題されるようになりました。

リーディングの変更点

+問題数の変更

パート5(短文穴埋め問題)

40問⇒30問

パート6(長文穴埋め問題)

12問⇒16問

パート7(読解問題)

1つの文書

28⇒29

2つの文書

20⇒25

3つの文書

0⇒15

+新形式の問題

パート6

旧形式では、空欄が3つある文書が
4セット出題されていましたが、
新形式では、空欄が4つある文章が
4セット出題されています。

又今までは出題されなかった
空所に文章を補充する問題が
出題されるようになりました。

パート7

以前はダブルパッセージ(2つの文書)
の問題が5問×4セットでしたが、
新形式ではダブルパッセージが
5問×2セット、トリプルパッセージ
(3つの文書)5問×3セットになりました。

チャットや携帯のメッセージの文章も
出題されます。

リスニングの問題と同じように、
文脈やフレーズから書き手の意図を
問う問題も出題されます。

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3.新形式になって難易度はどうなった?

新形式の問題を見て感じるのは、
リスニング、リーディング共に
簡単な問題が減って、難しい問題が
増えたなという印象です。

リスニングでは難易度が
比較的低かったパート1,2
の問題が減り、難易度が高い
パート3,4の問題が増えています。

しかもビジュアル問題や発言者の
意図を問う問題まで出題されています。

発言者の意図を問う問題は
選択肢の英文も長いので、
難易度は高いですね。

グラフ、表等のビジュアル問題も
先読みをしておかないと
正答を選ぶのは中々厳しい。^^;

リーディングについても、
難易度が低かったパート5の
問題が減り、難易度が高い
パート7の問題が増えています。

しかもパート7に関しては、
以前はなかったトリプルパッセージの
問題が増え、読まないといけない
英文の量はかなり増えました。

以上のことから私はTOEICは
新形式になって問題の難易度は
上がったと考えます。

私も新形式になってからは
実際にリーディングはいつも
5分~2分ぐらいしか時間が余りません。
(時間ギリギリに終わることも
多いですね。^^;)

スコアが900点以上の人でも
以前は時間内に解けていたけど、
新形式になってからは時間が足らず
問題を最後まで解くことが出来ない
という声をよく聞きます。

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4.問題が難化して、スコアはどうなる?

TOEICを受験されている方のブログや
フェイスブック、ツイッターを見ていると、
新形式になってTOEICのスコアが下がったと
書かれている人が多いように感じます。

中には30点から50点下がったという方も
いらっしゃいますね。

私個人の感想は、問題は難しく
なったけど、スコアはそれ程
変わらないのではないかと
思っています。

理由を説明しますね。

TOEICを主催しているETSはテストの
客観性にこだわっていると言われています。

テストの客観性とは、簡単に言うと、
英語力が同じなら、いつテストを受けても
同じスコアが出るということです。

TOEICが問題の持ち帰りを
禁止しているのも、問題を持ち変って、
受験生が対策を立てて受験すると
英語力が変わらないのに、
スコアが上がってしまうからです。

TOEICを受験するとスコアシートが
送られてきますが、その下に
ABILITY MEASUREDというものが書かれています。

ABILITY MEASUREDは簡単に言うと、
リスニングとリーディングのスキル別の
長所と短所を教えてくれる数字です。

ABILITY MEASUREDを見ると、自分の英語力の
どこに問題があるかが一目瞭然に分かります。

私は毎回このABILITY MEASUREDを見て、
自分の試験での誤答数を大体把握する
ようにしています。

ABILITY MEASUREDの見方については
こちらの記事をご覧下さい。



TOEIC公式認定証の見方。あなたの弱点は何?

新形式になってリスニング、リーディング共に
以前より誤答数が多くなっていますが、
スコアはそれ程下がっていません。

つまり問題の難易度が上がった分、
正解数が少なくても以前と同じスコアが
出るようになっているのではないかと
いうことが推測できます。

結論としてTOEICは新形式になって、
問題の難易度は上がったが、
その分正答数が少なくても
以前と同じスコアが出るので、
スコアが出にくくなったわけ
ではないということです。

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5.TOEIC難化のまとめ

まとめ▼

・リスニング、リーディング共に難化
・リーディングは以前にもまして時間内に
 解き終わることが難しい
・テクニックだけでなく英語力アップが必要

TOEICが新形式に変わり、難化して
スコアが出にくくなったと
言われていますが、きちんとした
英語力がある人にはそれ程大きな
影響はないと私は考えています。

TOEIC試験のは難易度が高ければ
正答数が減っても同じスコアが
出るようになっています。

逆に試験の難易度が下がれば、
正答数が同じでもスコアは
低く出るようになっています

TOEICはスコアの客観性という点では
物凄く良く出来た試験ですので
試験の難易度でスコアのが変わることは
ないと考えて頂いて大丈夫です。

とはいえ今まで英語力を上げる努力を
することなく、テクニックに
頼っていた人にとっては
スコアが出にくくなったように
感じるかもしれません。

TOEICの点数を上げるためには
テクニックが必要だとよく言われます。

TOEICの点数を上げるための
テクニックを否定するわけではありませんが、
きちんとした英語力を身につけることが
スコアアップに必要なことだと
私は考えています。

大学や企業で求められているのは
TOEICのスコアではなく
英語の実力ですから・・・

今後もTOEICの公開テストを
受験して、又結果をブログに書きます。

私も990点目指して頑張りますので
一緒にスコアップを目指しましょう。

2018年12月11日 追記

この記事を書いてから
さらに4回TOEICの公開テストを
受験しましたので
気づいたことを追記します。

まずリスニングですが、
2018年度の後半から
新しいナレーターが数名登場
しています。

受験する回、フォームによって
登場するナレーターは違いますが、
1人イギリス人の女性ナレーターで
声ひが甲高く、ものすごく聞き取りにくい
ナレーターがいます。

私が受験した234回(2018年10月)に
このナレーターが登場して、
私は久しぶりに満点(495点)を
逃してしまいました。(;_;)

この他にも新しいオーストラリア人の
男性ナレーターも比較的話すスピードが
速いので、要注意です。

最近の公開テストでは全体的に
ナレーターの話すスピードが
以前と比較してかなり速くなっていますね。

以前の公式問題集で学習している
方は要注意です。

後パート2の問題も難しくなっています。

以前から応答が間接的になっていると
書いていますが、最近の問題を見ていると
連想ゲームのような感じです。

「ふさわしい応答」を選ぶというより
「考えられる応答」を選ぶという
感じでしょうか?

236回(2018年12月)の公開テストで
出題されたパート2の問題の中には

「当社の清掃業者はどこ?⇒確か変わった
んじゃないの?」

「塗装業者は来た?⇒道に車が
止まってたよ」

「どこから電話しているの?⇒
後ろの雑音が凄いね」

「休憩する、それとも仕事を続ける⇒
今仕事が遅れてるんだよね」

のような問題がありました。

「応答になっていないよ」
という問題もありますが、
仕方ありませんね。

発言の意図をよく考えて
考えられる応答を選ぶことが
重要だなと感じます。

ある意味リアルのコミュニケーション
に近づいているのかもしれませんね。

パート3,4も以前は出ていない
シチュエーションの問題が最近は
よく出題されますので、
なるべく公式問題集4や最新の模試を
解くようにしましょう。

リーディングはパート5は
あまり変化はありません。

数年前のような英検1級に
出てくるような難単語が
出題されることはなくなりましたが
基本的な単語のマイナー意味が
よく聞かれますので注意が必要です。

パート6は回によって難易度の差が
かなりあります。

特に空所に文章を補充する問題の
難易度は回、フォームによって
異なりますので、臨機応変に
対応することが重要ですね。

パート6に時間を取られると
パート7にかけられる時間が
減りますので、気をつけましょう。

パート7は新形式になってから
ずっと難しいのですが、
最近は出題のパターンが
変わってきています。

以前はシングルパッセージ、
ダブルパッセージ、トリプルパッセージも
問題の難易度は易⇒難でしたが
最近はいきなり難しい問題で
始まることがあるので、
気をつけましょう。

900点以上を目指す人でなければ
全問解くことよりも正答数を
確実に増やした方がハイスコアに
つながります。

塗り絵(適当にマークする)を
避けるために、適当に本文を読んで
答えると逆にスコアが落ちますので
正答数を増やすことに集中しましょう。

又気づいたことは追記しますね。

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