第283回TOEICの公開テスト(午後の部)を受験してきました。
5月以来の久しぶりのTOEICでした。
試験は嫌いだという人が多いですが、私は試験特有の緊張が好きです。
変わっているのかな?
試験会場は英数学館中高校。
何度も来ている会場なので安心でしたね。
試験会場に入る時にスリッパで揉めている人がいました。
使い捨ての薄いスリッパを渡されて「こんな薄いスリッパでは寒くて試験に集中できない、きちんとしたスリッパを用意しろ」とキレている初老の人がいました。( ;∀;)
試験前からカッカしていては実力が発揮できませんね。
1.第281回TOEIC公開テスト パート毎の感想
パート1 | 難 |
パート2 | やや難 |
パート3 | 普通 |
パート4 | 普通 |
パート5 | やや易 |
パート6 | やや易 |
パート7 | 普通 |
私が受けたフォームは1番が女性2人がベンチに座っているいるフォームです。
(フォームは数種類ありますのでご注意ください)
スポンサーリンク
2.第269回TOEIC リスニングの難易度
+パート1
今回のパート1は難しかったです。
簡単な問題でも描写の仕方のパターンが今までとは違いました。
3問目以降の問題は特に難易度が高く、初中級者の方にはかなりタフだったと思います。
使われている単語、表現のレベルもかなり高かったですね。
人がいない部屋の描写の問題も写真に写っている物が多く、描写のパターンも複雑だったので難しく感じました。
2問自信がありません。
1問はDまで聞いて「あれ、答えがない」と気づいて答えたので多分間違っているでしょう。
今後の要注意パートは間違いなくパート1です。
+パート2
今回の難易度はやや難にしましたが、最近は大体難しいことが多いのでいつも通りと言えばいつも通りかもしれません。
今回も真ん中あたりに難しい問題がちりばめられていました。
新しく出ているナレーターは息継ぎがなく、かなり早口で話すので出てくるとやっかいです。
しかも今回は新登場のナレーターの問題が多く、かなりきつかったと思います。(しかも連続で出てくる)
私も2問自信がありません。
私は公式問題集の7,8をまだ解いていないのですが、新しいナレーターに慣れるために早目に解きたいと思います。
今後も引き続き注意が必要なパートです。
+パート3
今回のパート3は普通でした。
3人の会話はいつも通り2セット。
今回もナレーターによって問題の難易度にかなり差がありました。
今回のビジュアル問題、会話の意図問題はそこまで難しい問題はありませんでした。
ただ会話の意図問題の問題の選択肢の文章は長いので、なるべく先読みしておいた方が楽に解けます。
会話の意図問題は会話の前後関係から推測すれば解ける問題が多いですが、初中級者の方には難しいので、捨てても良いです。
選択肢の言い回しの抽象度が高い問題もあるので、選択肢を細部まできちんと読んで問題に答える必要があります。
+パート4
難易度は普通でした。
ただ早口のナレーターの問題は難易度が高いです。
パート4は1人のナレーターが話すので、早口でまくし立てられて会話の流れがつかめないと
3問全問不正解になることもありますので、落ち着いて問題に取り組むことが重要です。
パート4のビジュアル問題、会話の意図問題もそこまで難しい問題はありませんでした。
ただ図表の問題の✖がどちらを意味しているか分からず答えに迷った問題がありました。
+リスニングまとめ
今回のリスニングの問題は難易度は全体的にかなり難しかったですね。
最近のTOEICのリスニングは難化していると聞いていましたが、今回久しぶりに受験してリスニングの難化を肌で感じました。
1年前の試験の難易度とは全く違いますので、今後受験される方は気を付けて下さい。
今回のTOEICのリスニングに出てきたナレーターで前から出ているのはおそらくアメリカ人男性ナレーターとイギリス人女性ナレーターの2人で残りのナレーターは最近出てきた人ばかりです。
聞き取りがやっかいなのはオーストラリア人男性ナレーターとイギリス人女性ナレーターの2人。
男性ナレーターはボソボソ話して聞き取りづらいし、女性ナレーターは息継ぎせずに一気に話すので聞き取りが大変です。
しかも今回はこの聞き取りにくい男性オーストラリア人ナレーターの登場が多く、本当に大変でした。
後これが余談ですが、TOEICではイギリス人ナレーターがscheduleを「セジュール」と発音する問題がよく出ますね。
今回も出てまたかと思いました。(笑)
今回のリスニングは難しかったので、4,5問ミスでも満点になる気がします。(個人的願望)
スポンサーリンク
3.第269回TOEIC リーディングの難易度
+パート5
今回の難易度はやや易しめでした。
特に答えを迷う問題はありませんでした。
ただ定型表現を問う問題は1問もありませんでしたので、初中級者の方には少し厳しかったかもしれません。
今回は品詞を選ぶ問題が多かったですね。
今後も品詞を選ぶ問題はかなり出題されると思いますので、でる1000等で慣れておきましょう。
私は8分で解き終わりました。
+パート6
今回の問題の難易度はやや易しめでした。
特に答えに困る問題はありませんでした。
文挿入の問題も今回は難問はなかったですね。
文挿入の問題は空所の次の文の指示語がヒントになる問題が多いので、空所の次の文をしっかりと読むようにしましょう。
解くのにかかった時間は9分でした。
+パート7
今回のパート7の難易度は普通からやや易しめに感じました。
特に判断に困った問題はありませんでしたね。
ただシングルパッセージでアーティクル(記事)問題が多かったので、苦手な人には辛かったかもしれません。
問題毎の難易度は
シングルパッセージ | やや易しい |
ダブルパッセージ | 普通 |
トリプルパッセージ | やや易 |
という感じでしょうか。
ダブルパッセージに1セット時間がかかる問題がありました。
ただここ最近多い照合情報がやたらと多いタイプの問題はありませんでしたね。
今回の会話の意図問題のチャット問題でsame hereが出ていました。
same hereを知っていれば難なく解けますが、知らないと少し難しかったかもしれません。
今まで会話表現を問う問題はあまりありませんでしたが、今後傾向が変わる可能性がありますので、会話表現にも注意しておく必要がありそうです。
+リーディングまとめ
リーディングの私の所要時間は
パート5 | 8分 |
パート6 | 9分 |
パート7(シングルパッセージ) | 24分 |
パート7(ダブルパッセージ) | 10分 |
パート7(トリプルパッセージ) | 16分 |
合計 | 67分 |
8分余りましたので、マークミスがないかを確認して答えに迷った問題の答えを確認しました。
答えに迷った問題は確信が持てない限り答えは変えない方が良いです。
変えると大体違っていますから・・・
今回の問題の難易度は易しいので、満点は全問正解か1問ミスまでかなと思います。
スポンサーリンク
4.第269回TOEIC公開テストのまとめ
今年に入ってリスニングの問題の難易度がかなり上がっています。
難化の原因は間違いなく聞き取りづらい新登場のナレーターであることは間違いありません。
話し方もやっかいですし、話すスピードも速いので、上級者も気が抜けません。
今後も聞き取りづらいいナレーターは出てくると思いますので速いスピードで話されても聞き取れるリスニング力を身につける必要があります。
リスニングのパートでも書きましたが、今後の要注意パートはパート1。
まあ難しくしようと思えばいくらでも難しく出来ますからね。
パート2と併せてパートの対策をしっかりと行うことが必要です。
今回私が受験したフォームのリーディングはそれ程難しくなかったですが、午前中に行われた第280回TOEICではリーディングがかなり難しいフォームがあったと聞いています。
TOEIC講師の森鉄先生ですら全問解けなかったと聞いています。
恐ろしい・・・
リーディングもさらに難しくなる可能性がありますので対策をしっかりとしましょう。
受験された皆様、お疲れ様でした。
又気づいたことがあれば追記しますね。