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TOEICのリスニングで集中力を維持するパート別のコツ

ご存知の通りTOEICは2時間という長丁場のテストです。

リスニングは45から47分で100問、
リーディングは75分で100問を処理しなければいけません。

TOEICで高得点を取るためには、
集中力が重要だということが
よく言われます。

今回の記事ではリスニングでどのようにして
集中力を維持すればよいかについて書きます。

1.結論

始めに結論を言いますと、
TOICの試験時間の120分間のずっと集中力を
保つことはほぼ不可能です。

人間がどれくらい集中力が保つかについては
諸説ありますが、大体30分から50分と言われています。

実際に学校の授業は通常45分か50分ですよね。
大体これぐらいが人間の集中力の限界
なのではないでしょうか?

ではどうすれば良いかと言うと、
試験中に集中力を高める時と緩める時を
上手く切り替えるのです。

別の言い方をすれば、集中力のオン・オフを
意識します。

そのコツをこの記事でお伝えします。

難しそうに感じるかもしれませんが、
そんなに難しくはありません。

慣れれば誰でも出来るようになりますから
大丈夫ですよ。

2.パート1での注意点

新形式前のパート1は10問ありましたので、
後半で集中力が切れる可能性がありましたが、
新形式移行後は6問しかありませんので、
集中力が切れることはあまりなくなりました。

とはいえ、油断すると集中力が切れて
音声を聴き逃してしまいますので、
注意が必要です。

このパートのコツは、答えが分かったら
その時点で答えをマークして、
次の問題まで集中力を緩めて
リラックスしておくことです。

次の問題のナレーションが聞こえたら
再度集中して音声を聞き、答えます。

つまり

集中して聞く⇒答える⇒集中力を緩める⇒集中して聞く

のサイクルを上手く回すことが重要なのです。

パート1は少しでも聞き逃すと答えを選べない
ことが多いのでので、集中力を切らさないように
しましょう。

3.パート2での注意点

間違いなくリスニング全パートで最も集中力が
要求されるパーです。

おまけに最近の公開テストでは問題の難易度が高くなり、
上級者でも答えを迷う問題が出題されるという
やっかいなパート。

細心の注意を払ってこのパートに臨みましょう。

このパートのコツもパート1と同じで
答えが分かったらその時点で答えをマークして、
次の問題までリラックスしておくことが重要。

とはいえ初中級者の方はなかなかその余裕がないかもしれません。
その際は答えをマークしたら、次の問題が
始まるまでに1回大きく深呼吸をしてみて下さい。

これだけでもかなり違います。

あとこのパートは7番から31番までありますが、
大体公開テストでは後半(20番代後半)から
難しい問題が多く出ますので、気を付けて下さい。

私の経験上、大体前半(8番から20番)が易しめで、
後半が難しめのことが多いですね。

あとパート1,2を解く時に有効なのが
口パクでシャドーイングをすること。
(初中級者の方には少し難しいかもしれません)

特に今日は集中力がないなと思う日は、
音声が聞こえてきたら、口パクでシャドーイング
してみて下さい。

ただ聞くよりは確実に良く聞き取ることが出来ます。

これはある通訳者の方に教えていただいた方法ですが、
効果は確かにあります。(私も実践済です)

当然ですが、実際に声を出すと注意されますから
気を付けて下さいね。(笑)

4.パート3,4の注意点

実はこの2つのパートはあまり息を
抜くところがありません。

集中力のオン・オフを切り替えるためには
質問を先読みして、なるべく早く問題を解答して
次の問題までの間に集中力を緩めて
リラックスするしかありません。

中上級者であれば、質問を先読みしておけば
音声が流れている間に問題を解答することも
可能だと思います。

質問の先読み⇒解答⇒⇒リラックス質問の先読み

というサイクルを上手く回すことが
パート3,4で集中力を切らさないコツです。

とはいえ中上級者でも途中で質問の先読みが出来ない
ことがあると思います。

その際は音声を聞くことに集中しましょう。
音声を聞きながら、目で文字を追うと
思っている以上に集中力を使い、
脳が疲労してしまいます。

経験上音声を聞きながら、質問を解いても
あまり正答率は高くなりません。

脳に負荷をかけすぎないように
マルチタスク(2つのことを同時にする)は
なるべくしないことをお勧めします。

集中力とはあまり関係ありませんが、
リスニングで答えが分からない時は
適当に答えをマークして、先に進みましょう。

答えを考えていて、次の問題を聴き逃したら
もったいないですからね。

分からない問題はスパッと諦める勇気も必要ですよ。

5.まとめ

この記事でお伝えしたかったのは
人間の集中力には限界があるので
上手く集中力のオン・オフを切り替えることが
必要だということです。

上に書いたことは、頭で分かっていても
いざ実践するとなるとなかなか難しいです。

是非自宅でTOEICの公式問題集か
模試を解く時に本記事で書いたことを
やった方がやってみて下さい。

練習を繰り返すと、段々コツが分かってきます。

あと当たり前のことですが、睡眠不足では
テスト中に集中力を保つことはできません。

公開テスト前日はしっかり睡眠をとって
テストに臨むようにして下さいね。

この記事が皆様の英語学習のお役に立てば幸いです。
長文を最後までお読み頂きありがとうございます。

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