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TOEICのpart5の対策。勉強法から問題の解き方まで解説

TOEICのリーディングはパート5、パート6、パート7の

3つのパートから構成されています。
この中で一番得点しやすいのがパート5だとよく言わますよね。

パート5は出題形式、出題傾向が一定なので、きちんとした対策をすれば、

短期間で得点をアップすることが出来ます。

今回の記事ではパート5の問題を解くコツについて書いてみたいと思います。

1.パート5はどんな問題が出題されるのか?

パート5は全部で30問あります。(新形式前は40問ありましたが、

新形式後に30問に減りました。)

パート5は短文穴埋め問題で、短文の空所に適当な語句を選んでいれるという形式です。

選択肢は4択で、その中から適当な選択肢を選ぶというもの。

問題のタイプは、文法が理解できているかどうかを問う問題と

語彙力を問う語彙問題に大別されます。

つまりパート5では文法の力と語彙の力が問われるということです。

2.パート5で出題される問題の種類

まず最初にパート5に出題される問題がどのような種類の問題かを見てみたいと思います。

最新の韓国の公式問題集のパート5の問題がどのような問題が

出題されているか調べてみました。

出題内容 問題数(30問中) 比率
語彙問題 5 17%
品詞 8 27%
動詞 4 13%
前置詞 3 10%
代名詞 3 10%
副詞 4 13%
接続詞 3 10%

今回調べた問題には出ていませんでしたが、比較の問題は時々出題されます。

あと仮定法に関する問題は以前は全く出題されませんでしたが、

こちらも時々出題されます。(但し出題頻度は低い)

大学入試でよく出る冠詞を問う問題はTOEICでは出題されません。

TOEICは選抜試験ではありませんので、重箱の隅をつつくような

タイプの問題は出ないと思ってもらって大丈夫です。

語彙、品詞、動詞に関する問題は語彙問題、残りの項目は文法問題に分類出来ます。

よって語彙問題の占める割合が57%、文法問題が占める割合が43%ということになります。

3.語彙問題の対策

語彙問題の対策は、当たり前のことですが、単語を覚えるしかありません。

TOEICのパート5対策をするのであれば、

TOEICに特化した単語集を使うことをお勧めします。

大学受験用の単語集やその他の単語集ではダメなのかという質問もよく頂きますが、

最短の時間と労力でスコアアップを目指すのであれば、

TOEIC用の単語集を使った方絶対にが良いです。

例え同じ単語でも大学受験とTOEICでは問われる意味が違いますから。

後暗記する時は単語単体で覚えるのでなく、文中で覚えるようにして下さいね。

特に上の表にあった動詞の問題は動詞の語法に関して問われますので

必ず文中で用法を確認しておくことが重要です。

4.文法問題の対策

文法の問題の対策は、当然文法を理解していないと解くことが出来ません。

とはいえ大学受験のような細かい文法事項は問われません。

TOEICのパート5で問われる文法事項は限られていますから、

TOEIC対策用の文法書で学習するようにして下さい。

5.パート5の問題の解き方

では実際にどう解けばパート5の問題が早く解けるかを

実際の問題を解きながら解説してみたいと思います。

パート5の問題は大きく分けると、

1.構文(形式)を重視して解く問題

2.意味(文脈)を重視して解く問題

に分けられます。

早く解くためには

1.まず選択肢に目を通す

2.全文を読む

3.構文重視の問題か、文脈重視の問題かを判断する

4.正解を選ぶ

という手順で解きます。

まずは構文(形式)を重視して解く問題からです。

例題
Sharp …… in demand for new houses are fueling concerns.
(A) increases(B) increasing(C) increased(D) increasingly

上の手順通りに選択肢に目を通します。

increaseの派生語(関連語)が並んでいるなということに気が付きますね。

このように1つの単語の派生語(似たような単語)が並んでいる問題は、

大体構文重視の問題になります。

次に全文を読みます。意味のカタマリで区切ると以下のようになります。

Sharp …… in demand for new houses/ are /fueling concerns.

Sharpからhousesまでが1つのカタマリになるのが何となくお分かり頂けると思います。

Sharp …… (in demand for new houses)の部分が文全体の主部になります。

(in demand for new houses)は前置詞がついているので、

主語にはならず修飾語になります。(少し難しいかもしれませんね)

ということはSharp …… が主語になり、sharpは鋭いという意味の形容詞ですから、

……には名詞が必要です。(名詞しか主語になれないので)

選択肢に目を通すと、名詞なのは(A)のincreasesなのでこれが正解になります。

(B)のincreasingを動名詞と考えると、主語になれそうに思えますが、

動名詞が主語になる場合の動詞は3人称単数(この場合はis)になるので、

この問題では答えになりません。

次に意味(文脈)を重視して解く問題を見てみましょう。

例題
The update to the company Web site must be completed …… next Thursday.
(A) beside(B) below(C) between(D) before

まず選択肢に目を通すと、選択肢には前置詞が並んでいます。

このように同じ品詞の問題が並んでいる問題は文脈重視の問題になることが多いです。

次に本文を読んで意味のカタマリで区切るとこんな感じに。
The update to the company Web site /must be completed/ …… next Thursday.

文脈重視の問題は文の意味を考えます。

カタマリ毎の意味は大体こんな感じです。

The update to the company Web site /

会社のウェブサイトの更新が

must be completed/ …… next Thursday.

終わらせなければならない/来週の木曜……

空所に入る語を考えるには、

来週の木曜……終わらせなければならないの……に入れて

意味が通らないといけませんので、選択肢を見ていくと、

意味が通るのは(D) beforeになります。

他の選択肢は入れても文全体の意味が通りません。

意味は来週の木曜の前に終わらせなければならないです。

全文の意味は

会社のウェブサイトの更新は、来週の木曜の前に終わらせなければならないです。

パート5の問題は大体構文重視、文脈重視の問題のどちらかですので、

どちらのパターンかを判断して、解くのが早く解くコツです。

6.まとめ

5で示した解法は如何だったでしょうか?「少し難しいな」

と感じ慣れた方もいらしゃるかもしれませんね。

でも上で説明したことをきちんと意識しながら問題演習をすれば、

少しずつ速く正確に解けるようになります。

何となくフィーリングで解いていたのでは正答率も安定しませんし、

解くのに時間もかかってしまいます。

解説がきちんと書いてある対策書で練習をしてみてください。

おすすめの対策書は又別記事で書きますね。

この記事が皆様の英語学習のお役に立てば幸いです。

長文を最後までお読み頂きありがとうございます。

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