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TOEICと速読。どのくらいのスピードが必要?

多くの受験者のTOEICのリーディングでの
一番の悩みは、問題量が多すぎて
最後の問題まで解ききれないということ
ではないでしょうか?

特に2016年の5月に新形式に移行してからは
パート7でトリプルパッセージ(3つの文書)
が出題されるようになって、900点以上取る
上級者でも、全問解くことが難しくなったと
言われています。

ではTOEICで必要な速読力はどれくらい
なのでしょうか?

今回はTOEICで必要な速読力について
書いてみたいと思います。

1.TOEICで必要な速読力

TOEICのリーディングで全問解くために
必要な読解スピードは、TOEIC講師の
TEX加藤先生によれば、150WPMだそうです。
(WPMはWord Per Minuteの略で、150WPMは
1分間に150語読むということです)

この数字を見て、皆さんはどう思われますか?
「そこまで速くないな」と思われたのではないかと
思います。

ちなみにセンター試験を時間内に解くのに
必要なWPMは120から150と言われています。

ということはTEICで必要な読解スピードは、
センター試験で必要な読解スピードと
あまり変わらないということになりますね。

つまりTOEICで全問解くためには
速読力はそこまで必要ないと
いうことになります。

2.リスニングでも必要な速読力

速読力とと言うと、リーディングだけで
必要だと思われていますが、
実はリスニングでも速読力が必要なパートが
あります。

どのパートか分かりますか?

答えはパート3とパート4です。

よくTOEICのパート3,4のリスニング対策
として、質問を先読みしましょうと
いうことが言われます。

実はこの先読みをするために速読力が
必要なのです。

人によって個人差はありますが、
大体質問の先読みに充てられる
時間は1分未満です。
この時間で質問を全て先読みするためには
速読力が不可欠ですよね。

特に新形式になってから
リスニングのパート3,4では
「話者の発言の意図」を問う問題が
出題されるようになりました。

この意図は問う問題の選択肢が
長いのです。^^;

この長い選択肢を先読みする又は
問題を解く時に読んで解答を
選ぶためには速読力が絶対に
必要です。

速読力はリーディングの問題を解く時だけでなく
リスニングの問題を解く際にも
必要だということを頭にいれておいて
下さい。

3.速読力を身につける方法

速読力を身につける方法として
よく紹介される方法に
スキャニング、スキミングがあります。

スキャニングは、文章を素早く読みながら、
必要な情報を抜き出します。

スキミングは、文章の要点をすくい取り、
全体の大意を理解するという方法のことです。

どちらも速読の方法としては定番ですが
私はTOEICのスコアアップの方法としては
スキャニング、スキミングはお勧めしません。

理由はシンプルで、スキャニング、スキミングでは
現在のTOEICのリーディングの問題に
対処できないからです。

スキャニング、スキミングは
どちらも文章をおおまかに
読んでいく方法ですね。

最近のTOEICの問題が文章の一部を
読めば解ける問題は減って、
文章全体を読まないと解けない問題が
増えています。

つまりスキャニング、スキミングで
読むと、解答に必要な情報を読み飛ばして
しまう可能性が高くなり、きちんと
正答を選ぶことが出来ません。
(990点が当たり前のように
取れる超上級者は除きます)

私はまず英文をきちんと精読できる
ことが必要だと考えています。

精読とは、きちんと英文の構造を
意識して、英文の細部にまで
気を配って読む読み方のことです。

精読は、あいまいなところが全く
なく、100%英文の意味を理解する
英文の読み方です。

精読がきちんと出来るようになれば、
後は音読することによって
英語の処理スピードが上がり、
結果として速読出来るように
なります。
(速読と音読については
又別記事で詳しく説明しますね)

精読が出来るようになれば結果として
速読は出来るようになりますので
まずは英文をきちんと読むように
しましょう。

4.TOEICで必要な速読力のまとめ

TOEICに限らず大学受験でも
よく速読力が必要だと言われます。

でも本来の速読はどのくらいの
スピードで読むことだと
思われますか?

第35代アメリカ大統領の
故ジョン・F・ケネディ氏は
速読の名人として有名でしたが、
読むスピードは700WPMから1200WPM
だったと言われています。

本来の速読というのは
これくらいの速さで読むことを
言います。

TOEICの問題を解くためには
もちろんこんなに速く読む必要は
ありませんよね。

私は多くの人がTOEICの問題を
解き終わることが出来ないのは
読むのが遅いからというよりは
一度読んだだけでは英文の意味が
分からないからだと考えています。

一度読んだだけでは英文の意味が
分からないので、何度も読んで
結果として時間切れになることが
ほとんどではないでしょうか?

精読がきちんと出来るようになれば
結果として読むスピードも速くなり
解ける問題も増え、スコアも
上がってきます。

あと適当に速く読んでも
パート7の問題の正答率は
上がらないです。

きちんと英文を読んで、確実に解ける問題を
1問1問増やしていけば
TOEICのスコアは上がります。

変なテクニックに惑わされることなく
地道な学習を継続していきましょう。

一見遠回りに見えることが
実は近道だったりします。

あせらず学習していきましょう。

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