
TOEICのリーディングで「最後まで解き終わらない…」「時間が足りない!」と悩んでいる方は本当に多いですよね。
という私も、最近のTOEICではリーディングはだいたい時間ギリギリです。^^;
時間が余っても5〜7分。1〜2分しか余らないこともザラです。
今回の記事では、捨てる問題をどう選ぶかを、スコア別・パート別に具体的に書いていきます。
目次
1. 結論:全問解こうとするのが最大の落とし穴
最初に結論から言いますと、900点未満の方は全問解く必要はありません。
これは「諦め」ではなく、スコアを最大化するための戦略です。
TOEIC公開テストで900点以上を取るのは全受験者の約5%。残り95%の方は、全問解き終わらなくて当たり前、という気持ちで臨む方がむしろスコアは上がりやすいです。
「全問正解しなければ」という呪縛から自分を解放することが、スコアアップへの第一歩です。
TOEICは初級者から上級者まで全員が同じ問題を解きます。
当然、易しい問題から難しい問題まで混在しています。
難問に時間を使いすぎて、解けるはずの問題を落とすのが最も勿体ないパターンです。
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2. スコア別:何問捨てても大丈夫か?
大体の目安としては以下の通りです。
| レベル | 目標スコア | リーディング目標 | 捨ててOKな問題数 |
| 初級者 | 470点 | 約200点(正答55問) | 30〜35問 |
| 中級者 | 730点 | 約330点(正答70問) | 20〜25問 |
| 上級者 | 900点 | 約420点(正答90問) | 5〜10問 |
「えっ、そんなに捨てても大丈夫なの?」と思われるかもしれません。
具体的な数字で見てみましょう。
👉 初級者(目標470点)のケース
リーディング200点に必要な正答数は大体55問です。
30問捨てたとしても、4択なので確率的に7〜8問は正解になります。
残り70問の70%を正解すれば49問 → 合計で56〜57問正解になります。
仮に35問捨てても、解いた65問を80%正解すれば200点は十分狙えます。
👉 中級者(目標730点)のケース
リーディング330点に必要な正答数は大体70問です。
20問捨てたとしても確率的に5問正解になります。
残り80問の80%を正解すれば64問 → 合計で69問正解になります。
25問捨てても、解いた問題の正答率が85%あれば70問正解できます。
👉 上級者(目標900点)のケース
リーディング420点に必要な正答数は大体90問です。
5問捨てた場合、残り95問を93%正解すれば88問 → 確率正答1〜2問を足して約90問正解になります。
さすがに10問捨てる場合は、解いた問題の正答率を相当高く保つ必要があるため、かなりシビアになります。
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3. スコア別:理想的な時間配分
捨てる問題数が分かったら、次は時間配分です。
| レベル | 目標スコア | part5 | part6 | part7 |
| 初級者 | 600点 | 15分 | 15分 | 45分 |
| 中級者 | 700点 | 12分 | 10分 | 53分 |
| 中上級者 | 800点 | 10分 | 10分 | 55分 |
あくまで1つの目安です。
得手不得手は人によって異なりますので、色々試してみて自分に合うやり方を見つけるようにして下さい。
📌 レベル別に意識すること
初級者(600点目標)の場合
– Part 5 が最大の得点源。
まずここを固める。
「20秒で解け」という情報もありますが、初級者にはハードルが高い。
15分を目安に、3回読んで分からなければ即捨て。
– Part 7 はシングルパッセージ(Q175まで)をゴールに設定し、残りは潔く塗り絵でOK。
中級者(700点目標)の場合
– Part 5 では、冠詞+( )+名詞のような問題は全文読まなくても解けます。
こういう問題で時間を節約し、接続詞・動詞問題に時間を回す。
– Part 6 の「正しい文を選ぶ問題」は選択肢が絞れなければ塗り絵でOK。
– Part 7 はダブルパッセージ(Q176〜185)までをゴールに。
上級者(800点目標)の場合
– Part 5・6 はほぼ全問完走を目指す。
– Part 7 は最後の10〜15問以外は完走できるペースを意識する。
– 完走より正答率。
焦って全部解こうとして飛ばし読みになり、読み直す「負のスパイラル」には注意。
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4. 捨てたほうが良い問題①〜③
✅ 捨て問① 文選択問題(Part 6・7)
Part 6 に4問、Part 7 に2〜3問、空所に文を挿入する問題が出ます。
この問題は空所の前後を読まないと正解を選べないため、時間がかかります。
初中級者はスキップ推奨です。
上級者でも時間が厳しいときは後回しにした方が良いですね。
特にPart 6 でここに詰まると、Part 7 で時間切れになる可能性が高くなるので気を付けて下さい。
✅ 捨て問② NOT問題
What is NOT mentioned as 〜(〜として述べられていないのはどれですか)というタイプの問題です。
4つの選択肢のうち、本文で述べられている3つの情報を照合しないと解けません。
2つの情報は近くにあるのに、1つだけ離れた場所にある、というパターンも多いです(意地悪ですよね)。^^;
残り時間が少ない場面では、NOT問題は最後に回すか潔く捨てましょう。
✅ 捨て問③ マルチパッセージの複数文書またぎ問題
ダブル・トリプルパッセージで、複数の文書を横断しないと解けない問題です。
情報処理の手間が大きく、時間対効果が低い。
上級者以外は「狙いに行かない問題」と割り切りましょう。
逆に狙いやすいのは「同義語・言い換え問題」です。
該当の単語が使われている一文とその前後を読むだけで正解できることが多いので、残り時間が少ない場面でも積極的に取りに行けます。
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5. 時間切れになる本当の原因
時間が足りない理由として多いのは以下の3つです。
① Part 5 で時間をかけすぎている
Part 5 は「知っているか知らないか」で決まる問題が多いです。
どんなに考えても、知識がなければ解けません。
「もう少し考えたら解けそう」という罠にはまって、貴重なPart 7 の時間を消費してしまうのが典型的な失敗パターンです。
② 速読を意識しすぎて内容が頭に入っていない
速く読むことを優先するあまり、意味がとれていないのに次へ進んでしまう。
結果、設問を解く際に「これどこに書いてあったっけ?」と読み直すことになり、かえって時間をロスします。
返り読みせず、前から語順のまま意味を取る練習が長期的には効果的です。
③ 自分が解くべき問題を把握できていない
目標スコア600点の人が、900点向けの難問に時間を費やしていては本末転倒です。
「自分が今どのレベルの問題を確実に取りに行くべきか」を把握することが大切です。
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6. 捨て問を決める基本ルール
👉 「3回読んで分からなければ即捨て」(特に Part 5)
👉 各Partに割り当てた時間をオーバーしたら次へ進む
👉 適当にマークしても4択なら25%は正解になる
解けたはずの問題に辿り着けない方が損です。
👉 Part 7 の残り時間が5分以下なら、NOT問題・複数文書またぎ問題は避け、同義語問題を優先する
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7. まとめ
全問解答にこだわるのではなく、「解ける問題を確実に正解する」という発想に切り替えると、スコアはかなり変わってくるはずです。
一緒に目標スコア達成に向けて頑張りましょう!!
参考になれば嬉しいです。^^