本年度2回目のTOEICの公開テストを
受験してきました。
試験会場は広島大学総合科学部。
会場は広くいのにスピーカーの音が小さく
聞き取るのに少し苦労しました。
音テストの後、ボリュームを少し
上げてくれましたが、
それでもまだ聞き辛く感じました。^^;
申し出れば、前の席に変えて
もらえますので、聞き辛いなと
感じた時は試験官に申し出て下さいね。
私も言えば良かった・・・
試験とは直接関係ありませんが、
受験のしおりと受付方法が変わりました。
以前は受付はまとめて1箇所で
行われていましたが、
今回から受験する部屋毎に
受付が行われました。
会場によっては混み合うことも
予想されますので、
早めに会場に到着した方が
よさそうです。
1.第239回TOEIC公開テスト パート毎の感想
パート1 | やや易 |
パート2 | 普通 |
パート3 | 普通 |
パート4 | 普通 |
パート5 | やや難 |
パート6 | やや難 |
パート7 | 普通 |
私が受けたフォームは1番が
女性がカメラ(?)を持っている
フォームです
フォームは数種類ありますので
ご注意ください。(通常3から4種類)
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2.リスニングの難易度
+パート1
今回も特に難しい問題は
ありませんでした。
ここ1年間ぐらいパート1が
難しかったことはありません。
初中級者の方はパート1の
対策をしっかりとしましょう。
確実に得点源になります。
少し難しく感じる問題も
消去法を使えば難なく解けることが
ほとんどですので、焦らないことが
重要ですね。
+パート2
難易度は普通にしていますが
相変わらず変化球の応答が
多いです。
問題の難易度も最初の方の問題は
ストレートな応答が多いですが
後半にいくにしたがって
変化球の応答が多くなります。
答えがはっきりと分からなくても
誤答の選択肢は全く応答になって
いませんので、消去法を
上手く使えば何とか答えられます。
今回は早口の男性オーストラリア人
ナレーターの登場が少なくて
良かったのですが、新登場の女性イギリス人
ナレーターの話し方が少しこもっているので
聞き取りに苦労した方も多いのでは
ないでしょうか?
ここ最近の公開テストは新旧のナレーターが
たくさん登場していますので、
初中級者の方には難しく感じられたのでは
ないかと思います。
パート1,2は聞き逃すと正答を
選ぶことは出来ませんので、
聞き逃した時はその問題は諦めて、
次の問題に備えましょう。
前の問題の答えを考えていて
次の問題まで聞き逃してしまうと
目も当てられませんので
注意が必要です。
+パート3
特に変わりなく、いつも通りの
難易度でしたが、今までとは
違うタイプの問題がいくつかありました。
話の内容は今までにもよく出ている
タイプの問題ですが、
答えの根拠が今までとは違いましたね。
あまり詳しくは書けませんが、
空港でフライトがキャンセルに
なるという設定で、今までの問題で
あれば、悪天候かメカニカルトラブル
が原因でしたが、今回の問題は
違いました。
3人の会話は今回も2セット。
会話の内容はそれ程難しく
なかったと思いますが、
今までとは違うタイプの会話も
出題されていますので
注意が必要です。
ビジュアル問題には
ひっかけ問題がありました。
会話の最初の情報を基に解くと
間違えてしまう問題が
ありましたね。
最初聞こえてきた情報に飛びつかず
会話を最後までよく聞いて
問題を解くことが重要です。
+パート4
こちらも難易度は普通としましたが
問題(ナレーター)によって
難易度の違いがかなりありました。
新登場の女性イギリス人ナレーターの
問題は結構きつかったです。
ちょっと油断すると
聞き逃しそうでした・・・
パート4のビジュアル問題も
最近色々なタイプの問題が
出題されています。
模試で色々なタイプの問題に
慣れておくようにしましょう。
+リスニングまとめ
今回のリスニングの難易度は
やや難しかったように感じました。
今回は新旧様々ななナレーターが
登場しています。
TOEIC講師の森田鉄也先生によれば
リサイクル問題も読むナレーターが
変わっているとのこと。
スコアの精度を保つために
これからも色々なナレーターが
登場すると思います。
色々なタイプの英語(米、英、加、豪)や
話し方に慣れておくことが
今後の試験対策として重要ですね。
ナレーターによって発声の仕方、
読み上げスピードにかなりの差があります。
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3.リーディングの難易度
+パート5
今回はやや難しく感じました。
問われている単語自体は
それ程難しくないのですが、
日本人が苦手な語法を問う問題が
多く、なかなかやっかいです。
(私も1問間違えてしまいました)
私はここのところパート5で
満点が取れていないので
対策をしないといけないなと
感じています。
後動詞については参考書や公式問題集を
解いていて、知らない語法があったら
辞書を引いて確認することが重要です。
+パート6
今回の問題はやや難しく感じました。
全体的に文脈を把握しないと解けない
問題が多く、処理に時間がかかりました。
特に最初のセットの前置詞の問題が
よく分からず、思いの他時間がかかって
しまい、結構焦りました。^^;
今回はパート6に時間がかかって
パート7に充てる時間が減った人が
多かったのではないでしょうか?
+パート7
前回の難易度は標準としましたが
シングル、ダブルパッセージで
やっかいな問題が数問ありました。
語彙の言い換え問題も
今回は難易度が高かった・・・
lead up toの言い換えが
出ました。
(めちゃくちゃ答えに悩みました)
今回はダブルパッセージ(185番)まで
解くのに時間がかかってしまい、
トリプルパッセージをかなり早く解いて
何とか見直しの時間を4分とりました。
パート6の処理に時間がかかったのも
大きかったですね。
問題毎の難易度は
シングルパッセージ | やや難 |
ダブルパッセージ | やや難 |
トリプルパッセージ | 普通 |
という感じです。
シングル、ダブル、トリプルの
それぞれのパートに難しいセットの
問題があることが多いので
難しいセットの問題に時間を
使いすぎないように
することが重要です。
以前は前半の問題が易しく、
後半の問題が難しいことが多かったですが、
最近は前半の問題が難しいことも
よくありますので、気をつけて下さいね。
900点以上を目指す人は
難しい問題を捨てるわけには
いきませんが、
目標点が700点ぐらいまでの人は
難しいセットの問題は思い切って
捨てましょう。
確実に正答出来る問題から
解くことが目標を達成するためには
必要です。
+リーディングまとめ
リーディングの私の所要時間は
パート5 | 8分 |
パート6 | 10分 |
パート7 SP | 31分 |
DP | 10分 |
TP | 12分 |
合計 | 71分 |
でした。
余った時間はたったの4分。^^;
まあ、最近の公開テストでは
こんなものです。
自信がない問題を見直し
1問答えを変えました。
答えがあっていれば良いのですが
こればかりは何とも言えません。^^
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4.第239回TOEIC公開テストのまとめ
今回は私が受験したフォームは
リスニング、リーディング共に
やや難しく感じました。
ただリスニングに関しては
スピーカーの音が小さかったことが
影響しているので何とも言えませんね。
リスニングは各パートとも
今までとは違うタイプの問題が
出ていますので、頭を柔軟に
して解く必要があります。
リスニング、リーディング共
今後さらに難易度が高くなると
思われます。
TOEICのテスト対策も必要ですが
スコアを上げるためには
英語力も上げていくように
しましょう。
受験された皆さん、お疲れ様でした。