TOEICのリーディングは一部の人を除けば時間内に全問解き終わることがかなり厳しい試験です。75分で100問を解くわけですから。
この記事を読んでいるあなたも「どの順番で解けば良いのだろう?」と悩んでいませんか?
高得点を取るためにはリーディングを解く順番はとても重要です。
この記事ではTOEICのリーディングのおすすめの解く順番について書きます。
解く順番を変えるだけで50点アップも夢ではありません。
1.私のリーディングの解く順番
私のリーディングの解く順番はパート5⇒パート6⇒パート7です。
何の面白みもありませんね。^^;
実は今までもリーディングの解く順番は色々と変えてみました。
今までに試したのは
パート5⇒パート6⇒パート7
パート6⇒パート7⇒パート5
パート7⇒パート6⇒パート5
です。
又パート7はシングルパッセージ(SP)、ダブルパッセージ(DPI)、トリプルパッセージ(TP)を解く順番も試してみました。
TP⇒DP⇒SP
DP⇒TP⇒SP
SP⇒DP⇒TP
の3パターンも全て試しました。
色々試した結果現在はパート5⇒パート6⇒パート7の順番で落ちついています。
900点以上を取る上級者はパート7⇒パート6⇒パート5の順番で解いている人も多いと言われています。
実は私もパート7⇒パート6⇒パート5の順番を試したことがあります。
ただ私は現在この順番で解いていません。
理由は
1.順番通りに解いても時間内に終わる
2.簡単な問題から解いたほうがリズムよく解ける
3.マークミスが怖い
からです。
1についてはそのままです。(笑)
ただ最近の公開テストではリーディングの難易度が上がってきているので、再度解く順番を考えないといけないかなと考えています。
最近のTOEICの公開テストではDPやTPよりSPの後半に難しい問題が多いように感じます。ですからDP⇒TP⇒SP、又はTP⇒DP⇒SPの順番で解いた方がスコアが高くなるかもしれません。(特に初中級の方)
第245回TOEICの感想を見て頂ければ分かりますが、第245回では時間が足らず3問塗り絵をする羽目になりましたので・・・・
パート7から解いたほうが良いとよく言われるのは時間が足りなくなると、例え上級者でもパート7の正答率が落ちるからです。
上級者にとっては、パート5は時間をかけずに答えることができる問題が多いので、例え時間が少なくなってもなんとかなります。パート7は時間がなくなると上級者でもさすがに厳しいですね。
2については、私の場合易しいパート5から解き始めてパート6,パート7と難しいパートに
移っていくほうが解きやすいです。
車に例えて言えばエンジンの回転数を徐々に上げていく感じですね。すぐにエンジン全開では疲れてしまいますよね。
TOEICに限らず試験では一般的に簡単な問題から始めて段々難しい問題を解いた方が良いと言われています。
私はこのセオリー通りに解いています。(性格が素直ですから・・・笑)
ただ最近の公開テストのパート7では最初から難しい問題が出ることが多いので、SPから解くのが必ずしも良いとは言えなくなっています。
このあたりは臨機応変にやるしかありませんね。
3については、私はそそっかしいので、順番通りに問題を解かないとマークミス
をする可能性があります。(苦笑)
もっともこれは私個人の問題ですから皆さんにはあまり当てはまらないかもしれませんね。
ただ急いでいるとマークミスは結構起こりやすいので、くれぐれも気をつけて下さい。
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2.新形式になって難化したTOEIC
皆さんもご存知のように2016年の5月にTOEICが新形式に変わりました。
新形式に変わってから、易しいパート5の問題が減り、パート6,7の問題が増えたため、今まで以上に読まないといけない英文の量が増えました。
その結果かなりの上級者でもリーディングの問題を全問解き終わることが難しくなっています。
私の知り合いも先日のTOEIC(第226回)で950点を取りましたが、リーディングは3問解けなかったと言っていました。(ちなみにリーディングのスコアは455点です)
ですから特に初中級者の方は、全問解こうとするより自分が解ける問題を確実に解いた方が絶対に良いです。
例え全問解いても正答率が悪ければスコアは上がりませんので、全問解くことにこだわらないようにして下さい。
一例を挙げると全問(100%)解いても正答率が60%になるより、80%の問題を解いて正答率が80%の方が結果としてスコアは良くなります。
当たり前のことですが、TOEICでは正答数が多い方がスコアが高くなりますので、どうすれば正答数が多くなるかを考えていくようにしましょう。
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3.おすすめの解く順番(初中級者の方)
初中級者の方であれば、
パート5⇒パート7⇒パート6
又は
パート5⇒パート6⇒パート7
(但しパート6の文挿入の問題は後回しにする)
のいずれかの順番をお勧めします。
各パートにかける時間の目安は
パート5が1問30秒×30問(15分)パート6が1問30秒×16問(8分)、パート7が1問1分×54問(54分)です。(2分オーバーしますが仕方ありません)
パート5を最初に解く理由は、問題が一番簡単で落ちついて取り組めば確実に得点を稼げるからです。
パート5でもし分からない問題があった場合は、適当にマークをするか、後回しにして下さい。
パート5は文法、語彙問題ですので、わからない問題はいくら考えても分からないことが多いですから・・・
目安としてはかけても1問30秒です。間違っても1問に1分以上かけないようにして下さいね。(パート7に充てる時間がなくなりますから・・・)
次はパート7に進むか、順番通りにパート6に進むかのどちらかです。
パート6で要注意なのは、新形式になってから出題されている文挿入の問題です。
この問題は空所の前後だけでなく文章全体を読まないと解けない問題が多く、時間がかかることが多いので、初中級者の方は後回しにした方が無難です。
もし考えてもよく分からないのであれば飛ばすのも1つの手です。
パート6で時間を取られてパート7にかける時間が少なくなると、中上級者でもかなりキツくなり、塗り絵地獄になる可能性が大。
文挿入問題は上級者でも手こずる問題がありますから要注意ですね。
パート7のシングルパッセージ(1つの文書)にも文挿入の問題がありますが、この問題も後回しにした方が良いですね。
ただ文挿入の問題は難易度の差が大きいので、そこが悩みどころ。
TOEICの場合、難問が解けたからといってスコアが上がるわけではありませんので
解ける問題を1問でも確実に正解するようにすることが高得点のカギです。(難易度が極端に高く、正答率が極端に低い問題は採点除外になりますので、安心して下さい)
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4.おすすめの解く順番(上級者の方)
上級者の方であれば自分に合った解き方で解けば良いと思いますが、私のお勧めは
パート5⇒パート6⇒パート7
又は
パート7⇒パート6⇒パート5
の順番です。
上級者であれば、パート5,6は1問20秒×46問(約15分)、パート7は1問1分×54問(54分)で解きたいところです。(なかなか理想通りにはいきませんが・・・)
パート5⇒パート6⇒パート7の順番は問題の難易度が徐々に上がっていきますので、私の場合はリズムよく解くことが出来るのでこの順番で解いています。(今後変更の可能性はあります)
たた場合によってはパート7の解く順番を変えるというのもありだと思います。
特にダブルパッセージ(2つの文書)、トリプルパッセージ(3つの文書)は時間が少なくなると焦ってしまい、間違える可能性が高くなります。
ですから先にダブル、トリプルパッツセージの問題を解いてからシングルパッセージの問題を
解くというのも良いかもしれません。(私はマークミスが怖いのでやりませんが・・・)
特に最近の公開テストではSPに難問が多いので、SPから解いて難問にひっかかるとDP,TPまでたどり着けないということにもなりかねません。
上にも書きましたが、最近の公開テストでは、DP、TPよりSPに難問が多いので、パート7はDP,TPから先に解くというのは良いかもしれませんね。
パート7⇒パート6⇒パート5の順番は実は満点取得者でもやっている人が結構多い解き方です。
理由はやはり時間が厳しくなった時にパートの問題が残ると焦っていますからだと
言われていました。
確かに上級者の人なら、パート5の問題は1問20秒前後で解けますので、仮に時間がタイトになっても何とかなりますね。
上級者の方は解く順番を色々試してみて、自分が一番取り組みやすい順番で解いて頂いて大丈夫です。
満点取得者でも解く順番は人それぞれですから・・・
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5.TOEICリーディングを解く順番のまとめ
TOEICのリーディングの解く順番について色々書きましたが、どの順番が自分に合うかは色々試してみて、自分で見つけるしかありません。
解く順番を変えるだけでも上手くいけば50点は上がる可能性がありますから、様々な順番で解いてみて、自分に合った順番を見つけて下さいね。
解く順番を変えてリーディングのスコアをアップさせましょう。
又私も色々試してみて、何か発見があればブログに書きますね。
(2020年1月14日追記)