G-2XECDQNMHD
スポンサーリンク

TOEICのpart1の対策。学習法と解くコツを解説

TOEICのリスニングはパート1から
パート4までありますが、
リスニングで最初に解くのが
パート1です。

おそらく多くの人にとって
パート1は一番易しく、解きやすい
パートではないでしょうか?

パート1の問題をスムーズに解くことが
出来れば、リズム良くその後のパートの
問題を解くことが出来ます。

この記事ではTOEICのパート1の対策
について詳しく書きます。

1.最近のパート1の難易度

一昨年新形式になってから
パート1の難易度は以前より
易しくなっているように感じます。

もちろん回やフォームによって
差はありますが、全体的には
以前のような上級者を悩ますような
難問は余り出なくなりました。

私は、リスニングではパート3,4で
新形式の問題が出るようになったので
その代りにパート1の難易度が
下がったのではないかと
推測しています。^^;

パート1は全部で6問ですが、
現在の公開テストの難易度であれば
中上級者は全問正解、
初級者でも1,2問ミスで乗り切りたい
ところです。

2.私のパート1の解き方

私のパート1の解き方を説明します。

*簡単な問題の場合

音声を聞いて、答えが分かった時は
その時点で答えをマークし、
残りの音声も一応確認のために
聞きます。

*難しい問題の場合

1.Aの選択肢の音声を聞きます。
正解かなも思ったら、
鉛筆をAのマークシートの上に置き、
違うと思ったら、Bのマークシートに
動かします。

2.B,C,の音声を聞いた時も
同様の手順で正解だと思った
ところのマークシートに
鉛筆を置いておきます。
(当初Aが正解だと思っていても
B,Cが正解だと思ったら
鉛筆をB,Cに動かします)

3.Dの選択肢の音声を聞いて、
Dの選択肢を聞いて、
Dが答えだと思った時はDを
マークし、違うと思った時は
A,B,Cの中で鉛筆を置いている
ものをマークします。

なぜこうしたやり方をするかと
いうと2つの選択肢の内どちらが
正解か迷った時に最初に答えだと
思った選択肢がどちらだったか
分からなくなることを防ぐためです。
(私は何度か分からなくなったことがあります。^^;)

パート1の問題はある程度リスニング力が
あれば、2択までは絞れますので、
上に書いたやり方で解いて頂ければ
どちらが正解だったか迷うことは
少なくなると思います。

3.タイプ別の問題の解き方

パート1の問題は大きく分けて
4つのタイプの問題があります。

1.人が1人写っている問題
2.人が2人以上写っている問題
3.人と背景が写っている問題
4.背景だけが移っている問題

ではタイプ別に解き方を見ていきます。

*人が1人写っている問題

このタイプの問題は実は一番易しいです。

選択肢の英文も

A man is ~ing
A woman is ~ing

の形で始まることが多いので
~ingのところがきちんと聞き取れれば
正解を選ぶことが出来ます。

この問題の選択肢は

A He’s taking off his watch.
B He’s carrying a computer.
C He’s putting down his cell ohone.
D He’s seated in front of a laptop.

ですので、正解はDになります。

*人が2人以上写っている問題

この問題も比較的易しいことが多いです。

人が2人又は3人以上写っていますので
その人の行動に注目して、
正解を選ぶようにします。

この問題の選択肢は

A Some peple are rowing a boat.
B Some peple are swimming in the water.
C Some peple are sitting on a bench.
D Some peple are selling fish at a per.

ですので、答えはCになります。

この問題も動詞のところを注意して聞けば
正解を選ぶことが出来ますね。

時々人ではなく、一緒に写っている風景が
答えになることもあります。

上の問題で言えば、「海岸沿いにベンチがある」
のような選択肢が答えになる場合です。

このような問題は消去法で処理しましょう。

こうした問題に限らず、
難易度が高い問題、答えがはっきりと
分からない問題は消去法で解くのが
TOEICに限らず試験対策のセオリーですね。

*人と背景が写っている問題

実はパート1の中で一番やっかいなのは
この人と背景が両方写っている問題です。

この問題の選択肢は

A A bicycle is being wheeled into a building
B Some people are jogging through a park.
C There is a woman polishing a statue.
D There are shadows on a walkway.

なのですが、3つが人に関する描写で
1つが背景に関する描写です。

選択肢も人に関する描写と
背景に関する描写があるため、
選択肢も絞りにくいですね。

このタイプの問題を解くには
キチンと聞いて解くしかないのですが、
それでは身も蓋もありませんので、
1つコツをお話すると、
写真にない描写は全て違うと
考えて下さい

この問題で言えばBの選択肢は
ジョギングをしている人はいないので
まず除外できます。

Aはwheeled into a buildingが
おかしいですし、
Cはpolishing a statueが
おかしいです。

この問題の答えはDです。

絶対ではありませんが、
このように選択肢の描写が3と1に
分かれた場合は、1の選択肢が
答えになることは結構あります。

もし全く答えが分からなければ
描写している内容が違う選択肢を
選んで下さい。

余談ですが、TOEICのパート1では
影がある写真は頻出で、
cast a shadow(影ができる)は
頻出表現なので、是非押さえておいて
下さいね。

*背景だけが写っている問題

実は背景だけが写っている問題も
難易度は高めです。

理由は

1.背景の様々な物が描写される
2.使われる語彙が難しい

からです。

1についてはこの問題の場合
シャツ、ディスプレイ、通り等
写真に写っている物のどれが
描写されるか質問を聞かないと
分かりません。

ですから必然的に選択肢を
絞るのが難しくなります。

2については背景描写に使われる語彙は
難易度が高いものが多く、
時には900点以上取得している人でも
選択肢に知らない単語があることも
あります。

もし仮に選択肢に知らない単語が
あっても他の選択肢をよく聞いて、
消去法を使えば対処できますので
焦らないようにしましょう。

この問題の選択肢は

A Some shirts have been laid out on a shelf.
B Some merchandise is on display outside a store.
C Leaves are scattered ona walkway.
D A sign is suspended from an awning.

で答えはBです。

Dに awning(日よけ)という難語がありますが、
sign(かんばん)は写真に写っていないので
答えにはなりません。

4.パート1の具体的な対策法

パート1の対策として
公式問題集や模試を解くといったことは
皆さんご存知だと思いますので、
それ以外の対策法を2つ紹介します。

*ディクテーション

ディクテーションとは聞こえてきた
英語を書き取ることです。

公式問題集やも模試のパート1の
問題を使い、音声で流れる英語を
書き取ってみて下さい。

パート1の英文は短いですが、
おそらく最初の内は1文を
正確に書き取ることは
かなり難しいと思います。

こんな簡単な英語が聞き取れないのか
とショックを受けるかもしれません。^^;

でもTOEICに限りませんが、
リスニングでは簡単な英語を
聞き取ることも難しいのが
現実です。

ディクテーションをしてみて
書き取れなかったところが
自分のリスニングの弱点ですので
書き取れなかったところに
気を付けて何度も音声を聞くと
だんだん聞き取れるように
なってきます。

ディクテーションは負荷が高く、
かなりエネルギーを消費する
辛いトレーニングですが、
継続してやれば効果は確実に
あります。

英語の細部が聞き取れないという方は
是非ディクテーションをやってみて下さい。

自信を持ってお勧めします。

*パート1に頻出の語句を覚える

多くの人が気付いていないことなのですが、
英語のリスニングでは知らない単語は
まず聞き取れません。

よく考えれば当たり前のことですが、
実は多くの人が忘れがちなことです。

実はパートにはよく出る
定番単語、表現があります。

しかもこうした単語は学校等で
習わない語が多いので、
多くの受験生にとって盲点と
なっています。

パート1によく出る単語と表現を
いくつか挙げますので
参考にして下さい

*単語

curb(縁石)
pier(桟橋)
patio(テラス)
dock(船着き場)
podium(演題)

*表現

glancing at(~をさっと見ている)
slanted(傾いている)
patterned(模様のある)
waiting on(~に接客している)
overlook(~を見渡せる)

上記の単語、表現はそれ程難易度が
高いものではありませんが、
学校で習う単語、表現ではないので
ご存じないでない方も多いのではないでしょうか?

こうした頻出単語、表現を
きちんと覚えてから
リスニングのトレーニングを
すると早く聞き取れるように
なります。

5.まとめ

思いもよらず長い記事に
なってしまいましたが、
いかがだったでしょうか?

TOEICのリスニングの対策というと
パート3,4がメインでパート1は
あまり重視されていない
かもしれません。

しかも新形式移行後は問題数が
10問から6問に減ってさらに
重要度が下がった気がします・・・

でも最初にも書きましたが、
リスニングの最初のパート1で
つまづいてしまうとリズムが悪くなって、
後のパート2,3,4にも悪影響を
与えてしまいます。

パート1はリスニングのパートの中では
一番対策が立てやすく、点数が伸びやすい
パートです。

パート1は初中級の方でも
全問正解することは不可能では
ないですし、上級者にとっては絶対に
落とすことができないパート。

とはいえただやみくもに公式問題集や
模試を解いているだけではなかなか
出来るようにはなりません。

せひこの記事を参考にして
学習してみて下さい。

きっと自信を持ってパート1の問題が
解けるようになると思います。

これから順次他のリスニングの
パートの対策についても書きます。

頑張って一緒にスコアップしましょう!!

スポンサーリンク
メルマガ登録フォーム

TOEICスコアアップメルマガ




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする