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TOEICリスニング学習法│スコアが確実に上がる方法

TOEICのリスニングのスピードが速すぎて、聞き取れないと
悩まれている方も多いのではないでしょうか?

何を隠そう私もTOEICを始めて受験した時は
「こんなに速い英語は聞き取れないよ~」
と思っていました。(20年以上も前の話です。)

その後学習を続け、今ではTOEICのリスニングで
満点の495点が取れるようになりました。

この記事ではTOEICのリスニングの効果的な学習法について
書きます。

1.最初に知っておいて頂きたいこと

最初にお話しておきたいのは、
リスニングの力を伸ばすにはある程度時間が
かかるということです。

今日学習を始めたからといって、数日、1週間で
効果が出るということはまずありません。

私の個人的な経験では早くても3ヶ月、多くの場合半年から1年ぐらい
かかることも珍しくありません。

ですから1週間、数週間後のTOEICのテストのために
今から対策を始めたとしても、それ程スコアアップは
期待できません。

リスニングの力の伸びを感じられるにはある程度の期間が
かかるということを頭に入れて、学習をして頂きたいと
思います。

2.リスニングは簡単ではない

リスニングは聞くだけだから、そんなに苦労して勉強しなくても
できるようになるのではないかと思われている方も多いのでは
ないでしょうか?

でも実際はリスニングはとても難しいのです。

英語の技能には、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの
4技能があることは皆さんご存知だと思います。

よくリスニング、リーディングがインプット、スピーキング、ライティングが
アウトプットと言われますね。

実はこの中でリスニングとリーディング、スピーキング、ライティングには
大きな違いがあるのですが、何だか分かりますか?

それはリスニングだけが主導権が相手にあるのです。

リーディング、スピーキング、ライティングは自分のペースで
読んだり、話したり、書いたりすることができます。
(試験はここでは考えません。話しがややこしくなりますので・・・)

リスニングは相手のペースに合せて聞かないといけません。

+相手が早く話せば、それを聞き取らないといけない。
+相手の話し方が聞きとりにくくても、聞き取らないといけない。
+相手が難しい単語を使って話しても聞き取らないといけない。

リスニングが難しいといことが何となくお分かり頂けたでしょうか?

でも大丈夫です。
きちんとした学習法で学習すれば、絶対に聞き取れるようになりますからね。

3.リスニングの2つの学習法

さて長い能書きもこのあたりで終わりにして、
本題に入ります。

リスニングの学習法には2種類あります。

1つは精聴、もう1つは多聴です。

精聴とは、英語を1文ずつ丁寧に聞いていく学習法です。

精聴では1語1語をしっかりと聞き取り、意味をきちんと
理解していくことが重要です。

聞き取れなかった英語はスクリプト(台本)できちんと
確認する、意味が分からなかったフレーズは
意味をきちんと調べ、必要であれば暗唱、音読することも
必要です。

一方多聴は、英語をざっと聞き、英文の大体の意味を
理解する学習法です。

多聴では、細かい部分はあまり気にする必要はありません。
大体の意味が分かればそれでOKです。

多聴では、英語のラジオやニュース、ポッドキャスト
等の自分の好きな分野の英語を聞いて頂ければ大丈夫です。

4.TOEICでは精聴と多聴はどちらが重要?

精聴と多聴はどちらが重要ですかという質問を
よく頂きますが、どちらも重要です。

学習者のレベルとトレーニングの目的によって
精聴と多聴のバランスは変わってきます。

ただTOEICのリスニングのトレーニングに関して言うと、
精聴の方が重要だと考えています。

TOEICのリスニングでは長いインタビューを聞いて、
その概要を答えるというような問題は出ませんので・・・

TOEICのリスニングでスコアを上げるためには
きちんと英語を聞き取る力が大切です。

4.精聴と多聴のバランスについて

学習者のレベルによって、精聴と多聴のバランスは
変わってきます。

初心者の方は精聴だけで十分です。
また英語の音がきちんと聞き取れないと思いますので、
多聴はあまり効果がありません。

精聴と多聴の割合は10:0です。

中級者の方は精聴がメインで、多聴も少し取り入れる
と良いでしょう。

精聴と多聴の割合は大体7:3ぐらいです。

上級者の方は自分が苦手なところは精聴をメインに、
多聴もしていくと良いでしょう。

精聴と多聴の割合は4:6から3:7ぐらいにすると
良いでしょう。

5.精聴のトレーニングのやり方

TOEICのリスニングの点数を上げるためには
精聴のトレーニングが有効です。

精聴のトレーニングのやり方を説明します。

*精聴のやり方と注意点

+自分のレベルにあった教材を使う
+聞き取れなかったところは必ずスクリプト(台本)
で確認する
+英文の意味をきちんと理解する(分からない場合は後で確認する)
+同じ教材を何度も学習する

自分のレベルにあった教材とは、大体聞いて6~7割分かる教材です。

理解度が5割以下の教材は難しすぎるので避けましょう。

精聴のトレーニングでは、聞き取れなかったところは
必ずスクリプトで確認することが重要です。

聞き取れなかったところは自分で発音できるように
トレーニングをすることも大切ですね。
自分が発音できない音は聞き取れませんから・・・

必要があれば、重要なフレーズは覚えてしまいましょう。

聞いている英文の意味が分からない場合はまず
英文の意味をきちんと理解する必要があります。

読んで分からない英文は聞いても分かりませんから・・・

リスニングは一度聞いただけで、できるようになることは
まずありません。

日をおいて繰り返し聞くことで、リスニングの力が
徐々についてきます。

同じことを反復することは決して楽しいことでは
ありませんが、リスニング力をあげるために頑張りましょう。

5.まとめ

リスニングの学習は大変だと書きましたので、
「リスニングの学習は大変だ」と尻込みされているかも
しれませんね。

リスニング力を上げるのはもちろん楽ではありませんが、
きちんとしたやり方で学習すれば
リスニングは誰でもできるようになります。
(年齢は関係ありません!!)

人間は楽な方に流されるので、
つい聞き流しの教材に手が伸びてしまうかもしれませんが、
聞き流しでは英語のリスニングができるように
なることは決してありません。(又別記事で書く予定です)

上で書いた精聴のトレーニングをきちんとやっていけば
リスニングはできるようになります。

この記事が皆様の英語学習のお役に立てば幸いです。
長文を最後までお読み頂きありがとうございます。

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