TOEICのリーディングでは多くの人が
最後まで解ききることが
出来ないので悩んでいるのでは
ないでしょうか?
という私も最近の公開テストの
リーディングは毎回時間ギリギリで
解き終わっています。(汗)
時間が余ってもせいぜい3~5分ですね。
TOEICの難化傾向はハンパないです。
TOEICでは問題を解かずに
適当にマークすることを
塗り絵と言います。
(一説によれば絵に色を塗っている
ように見えるからこの名称がついた
そうです)
「塗り絵を減らしたい」というのは
全TOEIC受験生の願いだと思います。
今回はTOEICのパート7の塗り絵を
どうやって減らせば良いかについて
書きます。
目次
1.TOEICのパート7の塗り絵を減らす方法
まず身も蓋もないことを言っていまうと
現在のTOEICのリーディングの難易度
を考えると全受験生の97%以上は
時間内に解き終わらないです。
この97%という数字がどこから
出てきたかを説明しますね。
TOEIC900点以上の人の割合は
大体3%と言われています。
大体TOEICのリーディングを
全問解き終えることが出来るのは
900点以上の人と言われていますので
97%の人は制限時間内に
全問解くことは出来ないと言えます。
実際はTOEIC900点以上の人でも
リーディングは全問解き終わらないので、
実際に全問解くことが出来ているので
3%以下かもしれませんね。
「全問解くことは諦めろ!!」
では身も蓋もありませんので
塗り絵を少なくする方法を
3つお伝えします。
1.リーディングの問題を解く
順番を変える
2.文書量が少ない問題から解く
3.パート7の中で解く順番を変える
1つずつ説明しますね。
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2.リーディングの解く順番を変える
リーディングはパート5から
パート7まで3つのパートから
構成されています。
多くの受験生はパート5から順番に
パート6、パート7の順番に解いていく
のではないでしょうか?
リーディングの問題を解く順番は
①パート5⇒6⇒7
②パート5⇒7⇒6
③パート6⇒5⇒7
④パート6⇒7⇒5
⑤パート7⇒6⇒5
⑥パート7⇒5⇒6
の6通りあります。
といっても多くの人は
①か⑤の順番で解いている
と思います。
初中級者の場合
初中級者にはオーソドックスな
①番の方法をお勧めします。
初中級者の方にとって
得点が稼ぎやすいのは
やはり難易度が低いパート5,6。
まずはパート5,6で確実に解ける
問題を正解して、
パート7に臨んで下さい。
ただしパート6の空所に
文を補充する問題は解くのに
時間がかかりますので
飛ばしてパート7に進むことを
お勧めします。
パート6よりパート7の方が
得意な人は②の順番で解いても
大丈夫です。
パート7にも空所に文を補充する問題
がありますが、この問題も飛ばして
後回しにするようにした方が
良いですね。
初中級者の方にとって一番重要なことは
解ける問題を確実に解いて正解する
ことです。
全ての問題を解こうとして
正答率が下がっては
意味がありませんから
注意して下さい。
中上級者の場合
中上級者の方はある程度自分の問題
の解き方や問題を解く順番は決めている
と思います。
中上級者の方にお勧めする順番は
⑤又は⑥です。
中上級者の方はおそらくパート5の
問題はある程度早く解けると思います。
ですからパート5は多少時間が短くても
何とかなると思いますので
後回しにします。
まずは時間がかかるパート7から
解いてその後パート6,パート5と
進むとスムーズにいくでしょう。
ただ各パート毎の時間配分には
気をつけて下さい。
さすがにパート5を5分以下で
解くことは無理ですから・・・
パート7から問題を解く際に
気をつけて欲しいことが
1つあります。
それはマークミスです。^^;
逆から解くとどうしても
マークがずれたりしがちですので
気をつけて下さいね。
実は私もよくやってしまいます。
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3.文書量が少ない問題から解く
パート7の問題は問題によって
文書量が異なります。
シングルパッセージ(1つの文書は
最初の問題は文書量が少ないですが
段々増えていきます。
ダブルパッセージ(2つの文書)は
問題によって文書量が違います。
表やチャートが入っている問題は
文書量が少ないですが、
Eメールや手紙の問題は文書量が
多めです。
一概には言えませんが、
文書量が多い問題は解くのに
時間がかかります。
難易度が高めの問題も
多いですね。
文中で検索する情報が多いので
上級者でもてこずることが
多いです。
特に初中級者の方は
シングルパッセージのの
最後の方に出てくるパッセージ(文書)
問題は飛ばした方が無難です。
パッセージ問題は上級者でも
処理に時間がかかる問題が多いので
後回しにしましょう。
最近の公開テストではフォームによって
パッセージ問題が3つぐらい出ることが
あります。(特に韓国フォーム)
その時もパッセージ問題は飛ばして
ダブルパッセージ、トリプルパッセージ
の問題に進んで下さい。
ダブルパッセージ、トリプルパッセージ
の問題が必ずしも難しいわけでは
ありませんから・・・
とにかく文書量が少ない問題から
解くというのが塗り絵を減らす
鉄則ですね。
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4.パート7の中で解く順番を変える
パート7の中で問題の順序を変えるのも
1つの方法です。
パート7の問題の解き方は
①SP⇒WP⇒TP
②SP⇒TP⇒WP
③WP⇒TP⇒SP
④WP⇒SP⇒TP
⑤TP⇒SP⇒WP
⑥TP⇒WP⇒SP
の6通りです。
SP(シングルパッセージ)
DP(ダブルパッセージ)
TP(トリプルパッセージ)
①の順番で解く方が多いと
思いますが、中上級者の方の
中には③、⑥の順番で解いている
人もいます。
まずは手がかかるWP、TPを
先に終わらせてSPに臨むと
いうのは理にかなった方法です。
中上級者の人であれば
SPの前半の問題であれば
時間が少なくても何とか
解けます。
DP、TPの問題の方がSPより
難しいとは限りません。
ただ毎回DP,TPの内1セットは
難易度が高いセットがありますので
そこで時間を使いすぎないように
気をつけて下さい。
簡単なセットの問題を確実に
解くことが重要です。
パート7の解き方もどの順番が
合うかは人によって異なります。
模試演習で色々な順番で解いてみて
自分に合った方法を探して下さい。
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5.TOEICのパート7の塗り絵を減らす方法のまとめ
TOEICが新形式になってから
私もリーディングの問題は
ほとんど毎回時間ギリギリに
解き終わることがほとんどです。
新形式になる前は大体10分から
15分余っていましたが
今は余っても5分ぐらいです。
ですからほとんどの受験生は
塗り絵になるのはある意味
仕方がありません。
ただこの記事で書いたことを
参考にしていただければ
塗り絵になる数は減ると
思います。
ただ重要なのは塗り絵を
減らすことではありません。
自分の目標点に必要な正答数を
確保することが一番重要ですので
そのことを頭に入れて対策しましょう。
目標点を目指して頑張りましょう!!