英語が苦手な人、TOEICの学習を
始めた人が最初に目標にする点数が
おそらく470点だと思います。
大学の単位認定の基準のスコアも
470点としていることが多いですね。
TOEICでさらに高得点を目指したり、
英語力を上げるためにも
まずはTOEIC470点をクリアー
しましょう。
目次
1.TOEIC470点をクリアーするために重要なこと
これはTOEICに限らず英語学習に
おいて基本となるのは、
単語、英文法、リスニングです。
TOEIC470点を目指す上でも
単語、英文法、リスニングの
基礎力を付けることは絶対に必要です。
具体的な学習法は後で書きます。
もう1つ重要なのはスコアが上がりやすい
パートを優先して学習すること。
TOEICはリスニングがパート1から
パート4,リーディングがパート5
からパート7に分かれていますが、
短期間でスコアを上げやすいパートと
スコアを上げるのに時間がかかる
パートがあります。
とくに短期間でスコアを上げたいの
であれば、学習する内容を
絞りましょう。
ビジネスの世界と同様に
英語学習でも選択と集中は
重要ですね。^^;
2.スコアを上げやすいパート
TOEICではスコアを上げやすい
パートがあります。
リスニングではパート1,2、
リーディングではパート5,6です。
TOEIC470点を目指す方は
この4つのパートをまず重点的に
学習しましょう。
残りのパートは、この4つのパートが
ある程度出来るようになってからでも
遅くありません。
スコアを上げやすい順に言うと
リスニングではパート2⇒パート1
リーディングではパート5⇒パート6です。
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3.TOEIC470点を目指す具体的な学習法
英文法と言うと毛嫌いする人が多いですが、
TOEICで高得点を取るためには
避けて通れません。
特にパート5とパート6は文法と
語彙の問題です。
英文法の学習と言うと
大学受験用の文法書を
頭から全部読もうとされる人も
多いですが、その必要はありません。
文法書は手元に置いて
分からないことがあった時に
調べるのに使うのがベスト。
TOEICに出る文法の範囲は
限られているので、
やはりTOEICに特化した書籍で
学習するのがベストです。
具体的に言うと、
がお勧めです。
この本でパート5,6の対策が出来ます。
TOEIC初心者にも分かりやすいように
文法の説明がされています。
もし分からないところが出てきたら
お手持ちの文法書で調べてみて下さい。
英文法の学習をする時の注意点は
きちんと理解することです。
一番まずいのはよく分からないけど
とりあえず覚えておこうという学習法。
なぜその選択肢が正解なのか、
他の選択肢が不正解なのは
なぜなのかということをきちんと
理解するように学習してみて下さい。
ただ答えを丸暗記するより
時間がかかりますが、
効果は抜群です。
英語は丸暗記するのではなく、
きちんと理解するようにしましょう。
TOEICの単語集もたくさん
販売されていますが、
選ぶ時のポイントは
2.フレーズ、例文がついている
3.音声CD、ファイルがついている
かどうかが重要です。
上の3つの条件を満たさない
単語集で学習すると効率が
悪くなります。
個人的なお勧めは
おすすめのポイントは
1.短いフレーズで覚えるので記憶に残りやすい
2.音声ファイルが無料でダウンロード出来る
3.最重要単語1000を厳選している
です。
TEX加藤先生の本は金フレが有名ですが、
470点を目標にする人は銀フレの方が
基礎的な単語が多いので
銀フレを使ったほうが良いですね。
TEX加藤先生も金フレは
TOEIC500点以上向けだと
おっしゃっています。
使う時のポイントは
ただ眺めるだけでなく、
音声を聞きながら単語を
声に出しながら覚えること。
単語を記憶する時は5感を
フルに使った方が
効率よく覚えられます。
もっと収録単語数が少ないほうが良いと
いう方にはこちらがお勧め。
こちらの本は収録単語が630と
少ないので銀フレより取り組みやすい
かもしれません。
この本は音声ファイルを
ダウンロードするのではなく
CDが付属しています。
最近のTOEIC単語集はパート毎に
よく出る単語を収録していますので
単語集をきちんとやることは
リスニング対策にもなります。
まさに一石二鳥です。
リスニングは上記の単語集を
学習する時に音声を聞くことでも
強化できます。
是非単語集の音声を有効に
活用して下さい。
リスニングのおすすめの書籍は
です。
聞き取るポイントを19の鉄則で
解説してあり、とても分かりやすいです。
直前5日間でと書いてありますが、
実際に5日間でやるのは結構厳しいと
思いますので、パート1,2のところ
だけを学習するのも1つの手です。
TOEICの書籍はパート毎の対策書も
多く出版されていて、
良い本も多いですが、
残念ながら初心者向けの
対策書が少ないのが現実です。
TOEIC500点を超えたらパート毎の
対策書を使ってみて下さい。
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4.TOEIC470点に必要な正答数
TOEIC講師のヒロ前田さんによれば
470点を取得するために必要な正解数は
リスニング、リーディング共に約57%
だそうです。
ということは合計で114問の正解数が
必要になります。
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5.TOEIC470点を取るための戦略
戦略と大げさなことを書きましたが、
大切なのはどのパートで
どれくらい正解すれば良いかを
考えることが重要だということです。
リスニングで57問正解するためには
パート1で5問、パート2でパート2で
20問出来れば、パート3,4で
32問正解すれば良いことになります。
上のシュミレーションでは
パート1の正答率は5/6(83%)、
パート2の正答率は20/25(80%)、
パート3,4は32/69(46%)になります。
パート1,2で8割取れれば、
パート3,4はそこまで出来なくても
57問は正解出来ます。
ですから470点を目標にしている人は
まずパート1,2を集中して学習する
ことをお勧めします。
パート3,4はパート1,2が80%前後
取れるようになってからでも
遅くはありません。
リーディングで57問正解するためには
パート5で25問、パート6で12問正解できれば
パート7は20問正解できれば良いことに
なります。
上のシュミレーションでは
パート5の正答率は25/30(83%)、
パート2の正答率は12/16(75%)、
パート3,4は20/54(37%)になります。
リーディングはまずパート5,6を
重点的に攻略すれば、パート7の
正答率は50%以下でも大丈夫です
仮にパート5,6の正答率が70%に
なったとしても、パート7の正答率は
50%でOK。
ですからまずはパート5,6を
集中的に学習して、正答率が70%を
超えるようになってからパート7の
対策をするのが効率の良い学習法です。
特に対策に時間をあまりかけられない
人は学習する範囲を絞って学習する
ようにしてみて下さいね。
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6.TOEIC470点を取る学習法のまとめ
TOEICで目標点を取るためには
まず自分の目標点を取るためには
リスニング、リーディングで
何問正解する必要があるかを
知ることが重要です。
その後各パート毎に何問正答
すればよいかを考えます。
そしてその正答数を取るために
何をどのように勉強するかを
考える必要がありますね。
よく言われる逆算の発想です。
TOEICに限らず、英語の学習というと
ただ漠然と単語集を眺めたり、
英語を聞き流したりといった
学習法になりがちです。
こうした学習法では
英語はなかなか出来るように
なりません。
TOEICを受験される方の中には
社会人の方も多いと思います。
社会人になると学生時代と違い、
学習時間を作るのも大変です。
勉強のための時間は自分で
作らないとどこにもありませんから・・・
仕事が忙しいですし、
予定外の残業や接待もありますよね。
特に学習時間があまりない方は
上に書いた内容を参考にして頂いて
スコアが上がりやすいパートから
学習してみて下さい。
効率よく学習すれば、
それ程時間をかけなくても
TOEIC470点の壁は超えられます。
スコアップ目指して一緒に
頑張りましょう!!