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TOEIC パート4の対策。問題タイプ別の解法を解説

TOEICのリスニングはパート1から
パート4までありますが、
私にとって一番難しく感じるのは
パート4です。

パート4は1人のナレーターが
問題を読み上げます.

話すスピードが早いナレーター、
話し方が聞き取りずらいナレーターの
問題の聞き取りは
特に難しく感じられます。

とはいえ、TOEICで
高得点を取るためには
パート4を攻略しないといけません。

この記事ではTOEICのパート4の対策
について書きます。

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1.TOEICパート4の対策のコツ

TOEICのパート4の解き方のコツは
基本的にパート3と同じです。

こちらの記事を参考にして下さい。

TOEIC パート3の解き方。対策とコツを伝授!!

パート3とパート4の大きな違いは
パート4には出題される問題は
ある程度パターンが決まっていると
いうことです。

参考までにTOEICパート4に出題される
ジャンルと特徴について簡単に
書きます。

+TOEICパート4頻出パターン

①電話応答メッセージ

留守番電話の応答メッセージが
多いです。

お店がお客様に電話して
メッセージを残すタイプと、
お客様が店に電話して
メッセージを残すタイプの
2パターンがあります。

②会議のメモ

会議やプレゼンテーション
の内容に関するものが多いです。

フォーマルな文体の問題が多く、
パート3のような口語体の
文はありません。

③アナウンスメント

空港、鉄道、船等の公共交通機関の
アナウンスメントが多いですが、
ミーティングでの伝達事項の
アナウンスメントの問題もあります。

④放送

主にラジオニュースが多いです。
エンタメ、渋滞予測、道路の通行止め
情報に関する問題が多いですね。

主に出題されるのはこの4パターン
です。

TOEICのパート4の問題はパート3の
問題と比較すると、話の展開、内容が
同じような問題が多いので、
似たような問題を多く解いておくと
どういうオチになるのか、
どんな内容が問われるのかが
ある程度予想できるように
なります。

公式問題集や模試で多くの問題を
解いて、問題の英文を読んでおくと
正答を選びやすくなりますね。。

2.TOEICパート4の問題のタイプ別の対策法

TOEICのパート4の問題は、問われるタイプの
問題が決まっています。

①内容推測問題

内容推測問題は会話の間接的な情報
から内容を推測して解く問題です。

most likely(最も可能性が高い)や
probably(おそらく)などの語句が
選択肢に入っていることが多いですね。

このタイプの問題は木の問題と
森の問題の両方があります。

木の問題とは、具体的な情報を
聞き取る必要がある問題のことで、
多くの場合キーワードは問題中に
一度しか出てきません。

森の問題とは、問題全体を聞いて
会話の要旨等について答える問題の
ことです。

問題の難易度は易しいものから
難しいものまで様々。

Who most likely is the speaker?
(おそらく話し手は誰ですか)

のような質問は、大体最初にヒントが
出てくるので、そこを聞き逃さない
ようにすれば正答出来ます。

Who most likely is the listner?
(おそらく聞き手は誰ですか)

こちらのタイプの問題は上記の問題と
比較すると難易度が高いことが多く、
会話の内容から推測する必要がある
場合が多いです。

このタイプの問題は、大体最後に答えの
ヒントが出ることが多いので、
会話の最後をしっかり聞くように
して下さい。

この内容推測問題は
会話の最初と最後にヒントが
出ることが多いので、
聞き逃さないように注意して
聞くようにしましょう。

②内容把握問題

このタイプの問題は文字通り
会話の内容に関する問題です。

この問題は木の問題になります。

例を挙げると

What is the company preparing to do?
(その会社は何をする準備をしていますか)

のような問題。

このタイプの問題は質問を先読み
していれば比較的簡単に解くことが
出来ますね。

後は会話で答えの根拠になるところを
聞き逃さなければ大丈夫です。

③次の行動を問う問題

この問題は、会話が終わった後の
行動を問う問題です。

例を挙げると、

What will listeners most likely do next?
(聞き手はおそらく次に何をしますか?)

のような問題。

このタイプの問題は、大体最後に答えの
ヒントが出ることが多いので、
会話の最後をしっかり聞くように
すれば答えることが出来ます。

④話し手の意図を問う問題

会話の中の発言の詳細な意味が
問われる問題です。

例を挙げると

Why does the speaker say,
“I couldn’t have done that
witohut my team ?”
(「私のチームがなければ、そのことは
出来なかっただろう」と話者はなぜ
言っているのですか?)

のような問題です。

このタイプの問題は、話の文脈を
理解しないと解けないので
難易度が高いです。

このタイプの問題は設問の
選択肢も長いことが多いので
設問の先読みはしておいた方が
良いです。

この問題は話者のセリフ全体で
何を言おうとしているのか、
会話のトーン(喜怒哀楽)に
注意して聞くことが重要ですね。

初中級者の方はこのタイプの問題は
捨てても大丈夫です。

⑤図表(ビジュアル問題)

図表(ビジュアル問題)とは、
図、表、グラフ、クーポン等の
ビジュアル情報を元に解く
問題のことです。

図表問題は選択肢と図表を先読み
しておかないと、正答を選ぶのが
難しくなりますので、
図表問題がある場合は、なるべく
先読みをするようにしておいて
下さい。

図表問題は、音声を聞き取りつつ、
図表を見ながら内容を理解すると
いうマルチタスクが要求されるので
難易度が高く、中上級者向けの
問題ですね。

初中級者の方は思い切って
捨てても大丈夫です。

他の易しい問題をまずは正解しましょう。

3.パート4の問題で注意すること

パートとパート4の一番の違いは
パート4は1人のナレーターが
音声を読み上げるということです。

実はここに大きな落とし穴が
あります。

パート4は問題自体の難易度の差は
もちろんありますが、
読み上げるナレーターによっても
難易度にかなり差が出ます。

TOEICの公開テストでは
1回の公開試験に大体6人から8人の
ナレーターが登場します。
(回によってはもっと多いことも
あります)

ナレーターによってアクセントも
違いますし、読み上げるスピードにも
かなり差がありますよね。

ですから読み上げるナレーターに
よって、難易度もかなり変わります。

私にとって一番聞き取りづらいのは
昔から出ている男性のオーストラリア人
ナレーターです。

彼は読み上げスピードも早いですし、
息継ぎをほとんどしないので、
慣れていないとかなり聞き取りづらく
感じます。

幸いなことに(?)最近の公開テスト
では彼の登場頻度が下がっていますが、
今後どうなるか分かりませんので
注意が必要です。

後最近登場した男性のナレーターにも
聞き取りにくい人がいます。

このように聞き取りづらい
ナレーターが読み上げる問題は
最初の方が上手く聞き取れないと
パニックになって、全問不正解と
いうことにもなりかねません。

TOEICのリスニング問題で正解する
ためにはもちろんリスニング力が
必要ですが、ナレーターの音声に
慣れておくことも絶対に必要です。
(特に初中級者の方はなおさらです)

TOEICの公開テストを受験される方は
必ず1冊はTOEICの公式問題集を
購入して、ナレーターの音声に
慣れておくようにして下さい。

公式問題集の選び方については
以下の記事を参考にして下さいね。

参考記事

TOEICの公式問題集の選び方。どれがおすすめ?

5.TOEIC パート4の解き方のまとめ

TOEICのパート4はリスニングの
最後のパートですし、長文を
聞き取らないといけないので、
かなり負荷がかかるパートです。

パート4に入る頃には
大分疲れていますしね・・・

上に書いた問題別の対策法を
参考に自分なりの解き方を
見つけて下さい。

上級者の方でも難しい問題に
ひっかかって、先読みのリズムが
崩れるときがあると思います。

その際は音声を聞きながら、
聞こえてくる内容を頭に描くように
してみて下さい。

話の内容がイメージとして
残っていればなんとかなります。

イメージの力は意外とバカに
なりませんから・・・

私も先読みが出来ない時は
音声に集中して話の内容を
視覚化して対処しています。

中上級者の方は是非参考に
してみて下さいね。

又パート4のお勧めの参考書は
別記事で紹介します。

秋は毎月TOEICの
公開テストがあります。
実りの秋、飛躍の秋になるように
しっかり頑張っていきましょう。^^

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