TOEICはテクニックだけでスコアアップ出来る、英語力は必要ないということがよく言われますよね。
まあ大体こういうことを言うのはアンチTOEICの人が多いからどうかなと思うのですが・・・(^^)/
TOEICはテクニックだけでスコアアップ出来るのかということは私も今まで何度か聞かれましたので、今回の記事で私の考えについて書きます。
目次
1.TOEICはテクニックだけでスコアアップできるかの結論
TOEICはテクニックだけでスコアアップできるかの結論は一定のスコア以上の人はテクニックを使うことでスコアアップ出来ることがあります。
大体スコアで言うと600点から800点ぐらいですね。
スコアが600点以下の方は英語力が十分でないので、テクニックを使おうと思っても使えないと思います。
800点以上の方はテクニックを使わなくても問題を解くことはできますからテクニックはあまり必要ないですね。
ただ最近の公開テストでは今までのセオリーに当てはまらない問題が何度か出題されていますのでテクニックを使えば確実にスコアアップ出来るかというと何とも言えません。
スポンサーリンク
2.テクニックキラーの問題が出題されることがある
私は毎年4~6回TOEICの公開テストを受験していますが私が受験した回の問題の中に今までのテクニックが通用しない問題が出題されました。
具体的に説明しますね。
TOEICのテクニックについて書かれた本で有名なのはこの本です。
この本は短期間でTOEIC対策が出来る本としてよく売れていて、私も好きな本です。
私はTOEICのテクニックを全否定しているわけではありません。
この本にも書かれていますが、パート2の質問文に出てきた単語が答えの選択肢の中に出てきたら、ひっかけだから選んではいけないということがよく言われます。
でも私が受験した公開テストで質問文に出てきた単語が含まれた選択肢が正解になった問題が数問ありました。
ただ確率でいくと不正解のことが圧倒的に多いのですが・・・
又パート2の質問文に出てきた単語に似た発音の単語が答えの選択肢に出てきたら不正解だということもTOEICのテクニックとして有名ですが、正解になった問題も何問かありました。
この手のひっかけはプライミングというそうです。(森鉄先生が動画でおっしゃっていました)
このように最近では巷で言われているTOEICのテクニックを使って解くと不正解になる問題が時々出題されます。
まさにテクニックキラーの問題ですね。
TOEICのテクニックが全く通用しないのならまだ良いのですが、通用する問題と通用しない問題が混在しているからやっかいなのです。
TOEICのテクニックを知ることは悪いことではありませんが、100%信頼してしまうと痛い目にあってしまうかもしれません。
普通に聞いて問題に答えれば何も問題はないのですけどね・・・
スポンサーリンク
3.テクニックキラーの問題が出題される理由
TOEICの問題を出題しているETSは日本のTOEICに関する書籍、ブログ等の情報を全てチェックしていると言われています。
このブログで何度も書いていますが、ETSはTOEICのスコアの客観性にこだわっています。
英語力が同じであればスコアが同じになるようにETSは試験問題を作成しています。
英語力が同じなのに、スコアに大きな誤差が出てしまったのではテストの客観性は低くなってしまいますよね。
実際はETSもリスニング、リーディングで±25点の誤差があることを認めてはいますけど・・・
巷で言われているテクニックを使うことでスコアがアップしてしますと
TOEICのスコアの客観性が失われますのでこうしたテクニックキラーの問題が出題されるのだと私は考えています。
もっとも確証があるわけではなく、単なる私の推測ですけどね・・・
スポンサーリンク
4.テクニックはどの試験でも有効
TOEICに限らずどんな(英語の)試験にも問題の傾向がありますので試験テクニックはある程度有効です。
高校、大学入試だって同じですよね。
テクニックというよりはTOEICの出題傾向に合った学習をすることはTOEICのスコアアップには必要です。
スポンサーリンク
5.TOEICはテクニックだけでスコアアップできるかのまとめ
私はTOEICのテクニックを100%否定しているわけではありません。
今でもテクニックが有効な問題は実際に出題されていますし・・・
ただ全面的に信頼してしまうと痛い目にあう可能性があるということが言いたいのです。
先程紹介した直前の技術は私も好きな本で実際に持っています。(笑)
スコアが上がりやすい順番に学習するというのはTOEIC対策の王道ですよね。
TOEICのテクニックについて一応知っておいて損はありませんが、テクニックは万能ではないということを頭に入れておいて下さいね。
特にハイスコア(800点以上)を目指している人はテクニックに頼らず普通に聞いて読んで問題を解いて正解できるようにしましょう。
TOEICはテクニックを使わなくても英語力があればハイスコアを取ることは出来るように作られています。
Twitterで私はフォローしている菊池健彦先生はTOEICの勉強は1度もしたことがないそうですが、TOEICで90回以上満点を取得されています。
私も正攻法で990点を目指して頑張りますので一緒に頑張りましょう!!