6月28日の日曜日にTOEIC公式みんなで模擬試験が実施されましたね。
みなさんも受験されましたか?
私は当日受験できなかったので、後日問題を解きました。
今回はTOEIC公式みんなで模擬試験を解いた感想、問題の難易度、傾向について書きます。
目次
1.TOEIC公式みんなで模擬試験 パート毎の感想
ちなみに今回の模擬試験の問題は2019年に韓国で実際された公開テストの過去問題です。
パート1 | 普通 |
パート2 | やや易 |
パート3 | 普通 |
パート4 | 普通 |
パート5 | 易しい |
パート6 | やや難 |
パート7 | 普通 |
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2.TOEIC公式みんなで模擬試験のリスニングの難易度
パート1
特に難しい問題はなかったです。
中級者の方でも全問正解出来ると思います。
パート1では時々選択肢に聞き慣れない単語が出ますが、消去法を使って落ち着いて対処すれば大丈夫です。
パート2
ココ最近の公開テストはかなり難しい問題が多いので、それと比べると少し易しかったと思います。
特に今回の前半のっ問題は質問に対してストレートで素直な応答の問題もかなり多かったですね。
一方で相変わらず間接的な応答になっている問題もかなりありました。(特に後半の問題)
完全に問題を再現すると違反になりますので、出題された問題を大まかに再現します。
A;あと5分で会議に行かなくちゃ。(だから見ない)
Q:PCはデスクトップ、それともノート?
A;しょっちゅう旅行に行くからね(だからノートを使うよ)
どちらも質問に対して直接答えていませんが、カッコで書いてことを暗示していることをきちんと読み取って選択肢を選ぶ必要があります。
一種の連想ゲームですね~
こればかりは数をこなして慣れるしかありません。
パート2の参考書、問題集に関しては古いものは全く参考になりません。
問題の傾向、難易度が全く違いますから・・・
オススメはこちらの2冊です。
パート3
全体的には難易度は普通でしたが、中には難しい問題も含まれていました。
3人の会話はいつも通り2セットでした。
パート3,4では登場するナレーターによって問題の難易度にかなり差がありますね。
今回登場したナレーターでは最近出てきたオーストラリア人の男性ナレーターが一番聞きとりにくく感じました。
以前出ていたオーストラリア人男性ナレーター程聞き取りにくくはありませんが、息継ぎが少ないので、話すスピードが早く感じます。
あと最近の公開テストのパート3の質問の選択肢が長くなっていますので、先読みをきちんとするためには速読力が必要です。
質問と答えの選択肢の両方を先読み出来れば一番良いのですが、まずは質問だけをきちんと先読みしましょう。
私も最近は質問だけを先読みして問題を解くようにしています。
今回のパート3ではビジュアル問題と会話の意図問題はそれほど難しくありませんでした。
初中級者の方は、会話の意図問題やビジュアル(図表)問題は捨てても大丈夫ですので、他の問題をしっかりと正解するようにしましょう。
パート4
パート4は1人のナレーターが話しますので、パート3以上にナレーターによって問題の難易度が変わります。
私はパート4でも新登場のオーストラリア人男性ナレーターの問題をミスしてしまいました。
聞き取りにくいナレーターの問題を解くときは口パクでシャドーイングをするようにしています。
口パクでシャドーイングをしていると集中力が保ちやすいので、やってみて下さい。
パート4の方がパート3よりも細かい情報を聞き取らないと行けない問題が多いので細部の情報も聞き漏らさないようにしましょう。
リスニングのまとめ
今回のリスニングは全体として普通からやや易しかったように感じました。
今回は登場するナレーターの数も少なかったですが、最近の公開テストではナレーターが7人登場することもありますので、色々な国、人の英語に慣れておくようにしましょう。
9月以降の公開テストの問題はおそらく今回の問題より難しくなると思いますので、心して対策をしましょう。
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3.TOEIC公式みんなで模擬試験のリーディングの難易度
パート5
今回のテストでは難問はほとんどありませんでした。
中上級者であればあまり迷うことなく正解を選べたのではないでしょうか?
ただここ最近の公開テストでは数問難問が出ているので、あまり気を抜けないパートですので油断は禁物です。
特に最近は形容詞を選ぶ問題で難しい問題が多いので要注意です。
パート6
全体的にはやや難しく感じました。
空所補充問題は相変わらず文脈をきちんと押さえないと解けない問題が多かったですね。
今回は文挿入の問題が難しく感じました。
2つまで選択肢は絞り込めるのですが、そこから正答を選ぶのに時間がかかる感じです。
初中級者の方は、今回のように文挿入の問題が難しい時は、思い切って飛ばしてパート7に時間をかけた方が良いと思います。
パート7
難易度はSP(シングルパッセージ)が普通、DP(ダブルパッセージと)がやや易しめ、TP(トリプルパッセージ)がやや易しめでした。
全体的な難易度は最近の公開テストと比較するとやや易しいといったところでしょうか。
最近のパート7は使われる単語のレベルが上っていますね。
以前は見かけなかった単語をよく見かけます。
あと構文のレベルも高くなっていて、1文の長さも以前よりは長くなっているので、リーディングが苦手な人には辛いかもしれません。
しっかりとしたリーディングの力がないと時間内に問題を解き切ることは難しいです。
最近はSPに難しい問題が出ることが多いので、SPで時間をとられると、易しいDP、TPを解く時間がなくなってしまいます。
パート7をどこから解くかは人によって異なりますが、DP、TPから解くのも1つの手です。
DP、TPから解く時はマークミスをしないように気をつけて下さいね。
リーディングのまとめ
今回の問題は全体的に易しめでしたが、ここ最近はかなり難しい問題が出ていますので、油断は禁物です。
パート5、6をなるべく早く終えて、パート7に時間を回せるかが高得点のカギです。
初中級者の方は難しい問題は飛ばして解ける問題を解くようにして下さいね。
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5.TOEIC公式みんなで模擬試験のリーディングのまとめ
ちなみに私の成績はリスニングが96問正解、リーディングが97問正解でした。
リーディングのパート毎の所要時間は
パート5 | 7分 |
パート6 | 9分 |
パート7 SP(シングルパッセージ) | 24分 |
DP(ダブルパッセージ) | 11分 |
TP(トリプルパッセージ) | 18分 |
合計 | 69分 |
DPとTPに時間がかかっていますね。
公式ホームページによる予想スコアは970点から990点とのこと。
ただ個人的には今回の問題であれば、リスニングは3問ミス、リーディングは全問正解か1問ミスまでが495点ではないかと思います。
最近は難しいフォームにあたっても満点に必要な正解数はそれほど低くなりません。
やはり受験生のレベルが上がっているのでしょうね。
私も9月の公開テストは受験予定です。
最近又コロナが猛威を振っているので一抹の不安が残りますが、9月の公開テストに向けて頑張ります。
TOEIC公式みんなで模擬試験は8月末まで公開されていますので、まだ解いていない方は是非解いてみて下さい。
https://www.iibc-global.org/toeic/support/youtube_test/detail.html