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TOEICの目標点。何点を目指せば良い?

皆さんがご存知のようにTOEICは
990点満点の試験です。

TOEICの平均点は大体570点から
590点ぐらい。

TOEICの学習をしている人の多くは
「TOEICは何点を目標にすれば良いのだろうか」
と思われているのではないでしょうか?

この記事ではTOEICの目標点に
ついて私の考えを書いてみたいと思います。

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1.TOEICは何点を目標にする?

TOEICは何点を目標にするかに
ついて言うと結論は自分で決めれば良いと
私は考えています。

英語の必要性は、人によって
それぞれ違うので、全員が
目指すべき点数というのは
一概に言えませんよね

ただこれでは身も蓋もありませんので
私が考える一応の目安を書きます。

*ETSのTOEICスコアとコミュニケーション
レベルの相関表

TOEICのテストの問題を作成している
ETSはレベルをAからEまで示し、
能力レベルを示しています。

(参照元http://www.iibc-global.org/library/

この表で言えば、最低クリアー
すべきスコアはCレベルの470点で、
出来ればクリアーしたいスコアは
Bレベルの730点、目指すべきスコアは
Aレベルの860点と言えます。

レベルで言えば470点が初級者、
730点が中級、860点が上級者ですね。

ただこの表の問題点は
スコアの幅がやや大きいので、
初級、中級、上級のスコアレンジが
広すぎることです。

点数の幅が広いと英語力の幅も
大きくなってしまいますから・・・

2.私が考えるTOEICの目標点

+470点

英語が苦手な人がクリアー
すべき点数です。

とはいえ470点は何とか
英語が分かるというレベルなので
英語を業務で使う人は
このレベルでは全く話になりません。

+600点

上にも書きましたが、
現在のTOEICの公開テストの
平均点が570点から590点ですので
600点はほぼ平均です。

よく言われることですが、
600点は履歴書に書くことが出来る
最低のスコアが600点ですね。

ただレベルで言うと初中級なので
仕事で英語を使う人は
もう少し上のレベルを目指した方が
良いでしょうね。

+730点

730点はレベルで言うと中級レベル。
このレベルになると業務で英語を使う
こともまずまず出来るようになります。

業務で英語をそこまで使わない人で
あれば、730点をクリアーしておけば
良いと私は考えます。

+800点

英語が得意といえるスコア。
800点を超えると英語が出来る人と
みなされるようになります。

海外営業や海外赴任の目安も
大体800点ですから、
外資系企業や一部の企業を除けば
800点を超えていれば十分だと
言えます。

+900点

英語がかなり出来るとみなされるスコア。
外資系企業や海外営業では900点以上の
スコアが求められることも多いですね。

900点以上のスコアがあっても
そのスコアに見合う英語力がないと
あまり意味がありません。

企業は、900点のスコアを持っている
人が欲しいのではなく900点の
スコアを持っている人が
所持していると思われる
英語力が欲しいのです。

おそらく900点以上であれば、
簡単な通訳、翻訳、
Eメールでのやり取り等は
出来て当然をみなされます。

業務で英語を使う人は
TOEICの点数だけを追い求める
のではなく、スコアに見合う
英語力を身につけていくように
しましょう。

3.TOEICの目標点のまとめ

私が就職した約25年前であれば、
英検準1級、TOEIC700点あれば
英語がかなり出来ると思われていました。

TOEICも行われていましたが、
現在ほど多くの人が受験して
いたわけではありません。

今ではTOEIC900点の人も
それ程珍しくありませんが、
当時はほとんどいなかった印象。

でも今は高校生、大学生が
TOOEICを受験するのが当たり前の
時代になりました。

大学の英語の授業の多くも
TOEICの対策講座だと
聞きます。

個人的には大学でTOEICの
対策をするのはどうかと
思いますが・・・

大学はアカデミックな学問を
する場だと思っていますから・・・
(古い?)

TOEICとどう向き合うかというのも
人によって意見は様々ですが、
私は英語力を上げていく上での
マイルストーン(指標)として
利用するのが一番良いと
考えています。

ですから各個人がTOEICで
○○点を取ったら卒業すると
決めれば良いのではないでしょうか?

その点数は700点かもしれませんが、
800点かもしれません。

大切なのは自分で決めると
いうことです。

そうしないと気づいたら
本当は英語力を上げるための
手段だったはずのTOEICが
TOEICの点数を上げることが
目的になってしまいます。^^;

特に人と点数を比較してしまうと
無益な競争にはまり込んでします
恐れもありますよね。

もちろんTOEICの点数を
上げることにゲーム的な
面白さを追求するのであれば
それはそれで良いと思いますが・・・

私は英語を教えることを
仕事にしていますので、
TOEIC満点を目指していますが、
他の人にTOEIC満点を目指すことを
勧めることはありません。
(でも英語学習でのTOEICの比重は
それ程高くはありません))

はっきり言って費用対効果で
言うと、TOEICで満点を目指すのは
コストパフォーマンスが
全く良くないです。

長々と書いてきましたが、
グローバル化が進む社会で
英語の重要性が高くなっている
ことは否定できない事実です。

だからと言って英語さえ出来れば
何とかなるというわけではありません。

特に社会人の方は、時間の制約も
多いですし、英語以外にも
学ばなければいけないこと、
しなければいけないことが
たくさんあります。

TOEICの学習も大切ですが、
今何をすべきかということを
よく考えて、英語学習を
効率よく進めていきましょう。

このブログが少しでも
読者の皆様のお役に立てるように
これからも記事を書いていきます。

今後共よろしくお願いします。(^o^)

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