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PodcastでTOEICリスニングを強化する。おすすめ番組と活用法

TOEICのリスニング学習をしている方から、こんな声をよく聞きます。

「公式問題集の音声だけだと、正直飽きてしまいます」

「通勤中や家事の間にも、何か英語を聞く習慣を作りたいです」

このように感じている方も多いのではないでしょうか?

ポッドキャストは、スキマ時間に英語を聞く量を増やすための優れた補助教材です。

ただし、使い方を間違えると、ただ聞き流すだけの「作業」になってしまい、TOEICのスコアには結びつきにくくなります。

今回の記事では、TOEICリスニング対策に役立つおすすめポッドキャストと、スコアアップにつながる具体的な活用法について書きたいと思います。

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 1. なぜポッドキャストがTOEICリスニング対策に向いているのか

 英語を聞く「絶対量」を増やせる

TOEICのリスニング力を上げるには、公式問題集を繰り返し復習することが基本です。

ただ、それだけでは、聞く英語の総量がどうしても限られてしまいますよね。

ポッドキャストを併用すれば、通勤中・家事の間・運動中といったスキマ時間を、英語を聞く時間に変えることができます。

「勉強時間」を新たに作るのではなく、すでにある時間を学習時間に変換できるのが、ポッドキャストの一番の強みだと感じています。

 TOEIC以外の話題・語彙にも触れられる

公式問題集で扱われる話題は、ビジネスシーンが中心です。

もちろんこれはTOEIC対策として必須ですが、それだけでは英語で触れる話題の幅がやや狭くなりがちです。

ポッドキャストでは、ニュース、文化、日常生活など幅広いテーマの英語に触れられます。

話題が広がることで、パート3・4・7で出てくる背景知識や語彙にも、結果的に強くなることが多いですね。

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2. 注意点:ポッドキャストだけではTOEIC対策にならない

ここは誤解しやすい点なので、先に説明しておきます。

ポッドキャストは自然な英語に触れる量を増やすには優秀ですが、TOEIC特有の出題形式(設問のパターン、選択肢の作り方、図表問題など)には慣れません。

ですので、次のような使い分けを意識して下さい。

– 公式問題集・模試 → TOEICの形式に慣れる、本番の解き方を鍛える(主軸)

– ポッドキャスト → 英語を聞く絶対量を増やす、リスニングの基礎体力をつける(補助)

「ポッドキャストだけ聞いていればスコアが上がる」というものではなく、土台となるリスニング力を底上げするための補助教材という位置づけで取り入れるのが現実的だと思います。

なお、TOEICの公式ポッドキャスト「English Upgrader」は、以前は単独のポッドキャストとして配信されていましたが、現在はサービスを終了し、公式アプリ「TOEIC公式コンテンツ by IIBC」内のコンテンツとして提供されています。

公式サイトでも明記されている通り、この教材はTOEIC Programの出題内容とは直接関係のない、あくまで日常英語学習のための補助コンテンツです。

「公式=本番の出題形式」ではない点は、誤解しないよう気を付けて下さいね。

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3. TOEICリスニング対策におすすめのポッドキャスト5選

それでは、TOEIC対策に役立つおすすめのポッドキャストを紹介します。

番組名 レベル目安 特徴
VOA Learning English 初中級(〜600点) 明瞭な発音、ゆっくりしたスピード
BBC 6 Minute English 初中級(〜700点) 約6分の短さ、スクリプト・語彙解説付き
Culips English Podcast 中級(600〜800点) 自然な会話体、口語表現が豊富
Business English Pod 中級〜上級(700点〜) ビジネス英語特化、会議・商談の場面が多い
All Ears English 上級(800点〜) ネイティブスピードの会話、文化的な話題

① VOA Learning English

[VOA Learning English](https://learningenglish.voanews.com/)

アメリカ国営の国際放送、Voice of Americaが提供する英語学習者向けコンテンツです。

ニュースの読み上げスピードがゆっくりで、発音も非常に明瞭なため、TOEIC初中級者が「まず英語のニュースに慣れる」ための入り口として向いています。

スクリプトも無料で公開されているので、聞いた後にテキストで確認する精聴学習にも使いやすいですね。

※現在は利用できません。

 ② BBC 6 Minute English

👉 [BBC 6 Minute English](https://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/features/6-minute-english)

BBC公式の英語学習ポッドキャストで、1エピソードが約6分と短いのが特徴です。

時事・文化・サイエンスなど幅広いテーマを扱いながら、キーワードの解説も入るため、リスニングと語彙学習を同時に進められるのが魅力です。

「まずは短い番組から始めたい」という初中級者に、特にお勧めしたい番組です。

 ③ Culips English Podcast

👉 [Culips English Podcast](https://culips.com/)

カナダ発のポッドキャストで、ネイティブ同士の自然な会話をベースに収録されています。

TOEICのパート3(会話問題)に近い、日常的なやり取りのリズムに慣れるのに向いていますね。

無料エピソードでもスクリプトの一部が確認できるので、聞き取れなかった部分をチェックしやすいです。

④ Business English Pod

👉 [Business English Pod](https://www.businessenglishpod.com/)

会議、電話対応、商談、プレゼンなど、ビジネスシーンに特化した英語ポッドキャストです。

TOEICのパート3・4・7で頻出する「会議」「注文」「出張」「人事」といった場面設定と相性が良く、TOEICで求められる語彙・表現にそのまま直結しやすい番組だと感じています。

 ⑤ All Ears English

👉 [All Ears English](https://www.allearsenglish.com/)

2人のアメリカ人ホストによる、ネイティブスピードの雑談型ポッドキャストです。

スピードも表現もかなりナチュラルなため、TOEIC800点以上を目指す上級者が、公式問題集より一段階負荷の高い素材に挑戦するのに向いています。

最初は聞き取りにくく感じても、繰り返し聞くうちに耳が慣れてくることが多いですね。

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4. レベル別・目的別の選び方

番組を選ぶときは、「今より少し易しい、もしくは同じくらいのレベル」を基準にするのがポイントです。

難しすぎる番組を選んでしまうと、内容についていけず、ただの作業になってしまいます。

現在のスコア帯 優先したい番組
〜500点 VOA Learning English
500〜700点 BBC 6 Minute English、Culips English Podcast
700〜800点 Business English Pod、Culips English Podcast
800点以上 All Ears English、Business English Pod

これはあくまで目安です。同じスコア帯でも、話題への興味や背景知識によって聞き取りやすさは変わります。

色々試してみて、自分に合う番組を見つけるようにして下さい。

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5. スコアに直結させる4つの活用法

番組を選んだら、次は聞き方です。ここが一番大事なポイントだと思っています。

 ✅ ステップ① まずは字幕・スクリプトなしで聞く(多聴)

通勤中や家事の間は、内容の大まかな理解を目的に、字幕なしで聞きましょう。

一語一句を聞き取ろうとせず、「話者が何を伝えたいか」を追うことを意識して下さい。

✅ ステップ② 聞き取れなかった部分をスクリプトで確認する(精聴)

週に1〜2エピソードは、スクリプトが公開されている番組を選び、聞き取れなかった箇所を文字で確認しましょう。

聞き取れなかった原因が、知らない単語なのか、音の変化なのか、文構造なのかをきちんと区別することが大切です。

✅ ステップ③ 好きな1〜2分をオーバーラッピングする

エピソード全体をオーバーラッピングする必要はありません。

気に入った1〜2分程度の箇所を選び、音声に合わせて声に出してみて下さい。

音声のスピード・リズム・イントネーションに合わせる練習を積むと、本番のリスニングでも音が拾いやすくなる感覚が出てきます。

✅ ステップ④ 週1回、ディクテーションで定着を確認する

週に1回程度、短い区間(30秒〜1分)を選び、聞いた内容を書き出すディクテーションを行いましょう。

書き出してみると、「分かったつもり」だった部分が、実際には正確に聞き取れていないことに気づくことが多いです。

1日15分でも構いません。

まずは今週から、通勤時間の一部をポッドキャストに置き換えてみて下さい。

かなり負荷の高いトレーニングは通訳者も効果を実証しているトレーニング法ですので、是非やってみて下さい。

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 6. この学習法が向いている人・向いていない人

向いている人

– 通勤・家事などのスキマ時間を活用したい人

– 公式問題集の音声だけでは飽きてしまう人

– TOEICのスコアだけでなく、英語を聞く力そのものを伸ばしたい人

向いていない人

– 受験まで残り2〜3週間で、形式対策を優先すべき人

– そもそも公式問題集の復習が終わっていない人

直前期は、ポッドキャストより公式問題集の復習を優先して下さい。

ポッドキャストは、中長期的にリスニングの基礎体力を上げるための習慣として位置づけるのが現実的です。

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7.まとめ

まとめ▼

– ポッドキャストは、スキマ時間に英語を聞く量を増やせる優秀な補助教材

– TOEIC特有の出題形式には慣れないため、公式問題集と併用するのが前提

– レベルに合った番組を選び、易しすぎず難しすぎない負荷を保つ

– 多聴・精聴・オーバーラッピング・ディクテーションを組み合わせて使う

– 直前期は形式対策を優先し、ポッドキャストは中長期の習慣として続ける

ポッドキャストは、正しく使えば「英語を聞く体力」を無理なく積み上げられる、とても頼りになる教材だと感じています。

ただ、聞き流すだけでは、なかなかスコアには結びつきません。

今日ご紹介した番組の中から1つを選び、まずは2週間、多聴と精聴を組み合わせて続けてみて下さい。

当たり前のことを、当たり前に続ける。それが、遠回りに見えて一番確実な方法ではないでしょうか。

この記事が、リスニング力アップのきっかけになれば嬉しいです。^^

ご意見、感想大歓迎です。

皆さんは、通勤中や家事の間に、英語を聞く習慣がありますか?是非コメント欄で教えて下さい。

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