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TOEICの過去問は手に入らないのか?入手法を解説

「TOEICの過去問はどこにいけば買えますか?」という質問をよく受けます。

日本ではTOEICの過去問は販売されていません。

その代りに日本でTOEICを主催する国際ビジネスコミュニケーション協会から公式問題集が発売されています。

公式問題集は過去問題ではありませんが、過去問と同じ形式、レベルの問題だと言われています。

現在のところ新形式になってから6冊の公式問題集が販売されています。

公式問題集は6まで出ていますが、難易度は6が一番高いです。(初中級者には少し難しすぎるかも)

後1,2,3は問題が易しく現在のTOEICの傾向に合っていないのでお勧めしません。

実はTOEICの過去問を入手する方法があります。

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1.TOEICの過去問の入手法

日本で行われたTOEICの公開テストの過去問は購入することが出来ませんが、韓国で行われたTOEICの公開テストの過去問を購入することが出来ます。

こちらが韓国で行われたTOEICの公開テストを収録した書籍です。

全てアマゾンで購入することが出来ます。

ETS (著)

上記の書籍には2017年度、2018年度に韓国で実施された韓国のTOEICの公開テストの過去問が収録されています。

最新の過去問題集は下2つの書籍で2019年の韓国のTOEICの公式テストの過去問です。最新の過去問を解きたい人はこの2冊をお勧めします。

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2019年度の問題集はかなり高価なので、予算が厳しい方は2018、2017年度版の既出問題集をやってみてください。

2.TOEICの過去問が公開されない理由

TOEICの過去問は日本では公開されていません。

その理由はTOEICに出題される問題は過去に出題された問題が一定割合
出題されるからです。

TOEICでは一度出題された問題は全てデータベースとしてとして残されています。

過去に出題された問題はTOEIC受験者の間ではリサイクル問題と呼ばれています。

そして公開テストには毎回一定のリサイクル問題が出題されます。

過去に出題された問題が出る理由はテストの難易度を標準化するためだと言われています。

毎回違う問題を出題するとどうしてもテストの難易度にバラツキが出ます。

公開テストの問題の難易度を一定に保つためにリサイクル問題が出題されるとのこと。

このブログでも以前書きましたがTOEICでは理論的には英語力が同じであれば、いつテストを受験しても同じスコアが出ることになっています。(実際はリスニング、リーディング
各25点のスコアの幅があるので、±50点の誤差はあります)

過去問を公開すると、問題が研究されてテストのスコアの客観性を保つのが
難しくなります。

簡単に言うと、実力より高いスコアが出る可能性が高くなるということです。

こうした理由でテストの客観性を保つために、日本ではTOEICの過去問は公開されていません。

ただ毎回高い受験料を払っている受験者としてはリサイクル問題を使うのは「何だかな~」という感じですね。

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3.なぜ韓国ではTOEICの過去問が手に入るのか?

ではなぜ韓国ではTOEICの過去問が手に入るのでしょうか?

ご存知のかたも多いと思いますが、日本以上に韓国ではTOEICが重視されています。

就職する時もTOEICでハイスコアを取っていないと大企業には就職出来ません。

ちなみに韓国のサムソンに入社するにはTOEICのスコアが900点以上必要だと言われています。

韓国では就活を有利に進めるためにはTOEICのハイスコアは必須のようです。

ですから韓国にはTOEIC対策予備校もたくさんあり、公開テストにスタッフを大量に送り込み、公開テストの問題を完全に再現しているそうです。

いくらETS(TOEICを主催する団体)が過去問の再現を禁止しても守られないので、TOEICを主催するETSもやむを得ず韓国ではTOEICの過去問の販売を認めれていると言われています。

ちなみに韓国では過去問が入手出来ますのでTOEICの公開テストの問題にリサイクル問題は一切出ないとのこと。

公開テストでは毎回全て新しい問題しか出ないようです。

まあ当たり前と言えば当たり前ですね。^^;

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4.韓国のTOEICの過去問を解く時の注意点

韓国のTOEICの過去問を解く時の注意点が2つあります。

1.問題の難易度の違い

1つ目は韓国のTOEICの問題は日本のTOEICの問題より難しいという点です。

日本のTOEICの平均点は大体580点ですが、韓国のTOEICの平均点は680点と日本より100点高いです。

ということは問題も必然的に韓国のTOEICの問題の方が難しいです。

いつもよりスコアが悪くてもあまり気にしないでください。

2.解説を読むことが出来ない

もう1つは上で紹介した書籍は韓国で販売されていますので解説は当然ですがハングルで
書かれています。

韓国語が分かる方以外は解説が理解できませんのでその点は御了承下さい。

ただリスニングもリーディングも解答に必要な根拠は英語で書かれていますので、ハングルが分からなくても何とかなります。

上記の既出問題集は問題の解説基本的に必要ない中上級者向けです。

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5.TOEICの過去問は手に入らない?のまとめ

まとめ▼

・韓国では過去問題集が販売されている
・韓国の公開テストは難易度が高い
・韓国の過去問題集は解説がハングルで書かれているので読めない

世間ではTOEICの過去問は手に入らないと言われていますが、手に入れる方法があるということをこの記事で説明しました。

ただ上にも書きましたが、上記の書籍は全て韓国の書籍なので、問題の解説を読んでも分かりませんので基本的に解説が必要ない中上級者向けになります。

実は昨年までは韓国のTOEICの公開テストの問題が、日本のTOEICの公開テストの
リサイクル問題として出題されていましたが、今後は多分出題されないでしょうね。
(残念!!)

ですから韓国のTOEICの過去問を解かないと不利になることはありませんので、安心して下さい。

ただ韓国の公開テストの問題は日本の公開テストの問題と似ているので、解いておいた方が良いのは言うまでもありません。

初中級者の方には問題の解説がある公式問題集をお勧めします。

公式問題集の選び方は関連記事を参考にして下さい。

公式問題集、過去問を上手く活用してスコアを上げるように頑張りましょう。

私も2018年度の既出問題集は購入済みですので、解いたら又感想をブログに書きますね。

関連記事▼

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