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TOEICを短期間でスコアアップする方法。何からやる?

私は英語力を上げて、
その結果としてTOEICのスコアが
上がるのが一番理想的だと
考えています。

TOEICのスコアが高くても
スコアに見合う英語力がなければ
あまり意味がありませんからね。

ただ大学の単位取得や就職活動、
企業での昇進等でどうしても
短期間でTOEICのスコアを上げないと
いけないことがあると思います。

「きれいごとは良いからスコアを
上げたいんだ」というのが本音でしょう。^^

今回は短期間でTOEICのスコアを
上げる方法について書いてみたいと
思います。

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1.TOEICを短期間でスコアアップする方法

TOEICを短期間でスコアアップする
ためには、スコアが上がりやすい
パートを重点的に学習することが
一番重要です。

TOEICはリスニングがパート1から
パート4,リーディングがパート5
からパート7までありますが、
短期間でスコアが上がりやすいのは
リスニングがパート2、
リーディングはパート5です。

リスニングはパート2、
リーディングはパート5を
中心に学習するようにしましょう。

2.リスニングの対策

実はTOEICに限らず英語の
リスニング力は短期間では
なかなか上がらないというのが
実情です。

私自身の経験からいっても
最低3ヶ月は集中してトレーニング
しないと、リスニング力は
上がりません。

ではどうやって短期間で
TOEICのリスニングのスコアを
上げるのかというと、
リスニング力ではなく、
TOEICの問題の解答力を
上げるのです。

TOEICの問題は、傾向は少しずつ
変わっていますが、基本的には
似たような問題が繰り返し
出題されているのが実情。

ですから出題される問題のパターンを
把握しておくことで、正答数を
増やすことは十分可能です。

リスニングで一番問題のパターンが
決まっているのはパート2です。

パート2の問題のパターンが
決まっているので、テクニックが
使いやすいのです。(^o^)

パート2は、会話応答問題で、
読み上げられた会話に対して
もっともふさわしい応答を選ぶ
問題です。

実はリスニングで最もテクニックが
使えるのがパート2。

簡単にスコアアップ出来るテクニックを
いくつか紹介します。

①疑問詞で始まる疑問文の応答文
でYes/Noの応答は全て不正解になる

疑問詞で始まる疑問文とは
when, what, where, which, who
howで始まる疑問文です。

このタイプの疑問文の応答で
Yes/Noで始まる文は全て不正解に
なります。

よく考えてみれば、「いつ、どこで、何が
誰が、どちらが、どうやって」を
聞いているのに、応答が「はい、いいえ」
では会話になっていませんよね?

②質問で読まれた単語が入っている
応答は不正解

これもよく見られる問題です。

例えば

Q: When will the meeting take place.?
(いつ会議が行われますか?)

A: At the meeting room.
(ミーティングルームです)

のような応答です。

疑問文、答えの文両方にmeetingが
入っていますが、このタイプの応答は
原則不正解になります。
(実は1回だけ正解になったことがあります)

解答者が上手く聞き取れない時は、
聞こえた単語を手掛かりに
正解を選ぶ傾向があることを
出題者は知っているので、
このような問題を出してきます。
(意地が悪いですね?)

とりあえず質問と同じ単語が
含まれている応答は不正解と
覚えておいて下さい。

③質問で読まれた単語と発音が似た
単語が入っている応答は不正解

こちらのタイプの問題は
②の問題と似ていますが、
少しやっかいです。

例を挙げると、

Q: May I use this photocopier?
(コピー機を使っても良いですか?)

A: Coffee, please.
(コーヒーをお願いします)

文字にすると、
「どうしてこんな問題を間違えるんだ」
と思いますが、この手の問題も
初中級者は結構ひっかかってしまいます。

この手の似た音声で解答者を
引っ掛けることを「プライミング」と
いうようです。

プライミングに引っかからないように
するためには、発音が似た単語を
押さえておきましょう。

+プライミングの一例

work(働く)-walk(歩く)
hold(~を持つ)-fold(~を折りたたむ)
cars(carの複数形)-cards(cardの複数形)
box(箱)-books(bookの複数形)
write(~を書く)-ride(~に乗る)

3.リーディングの対策

リーディングで短期間でスコアを
上げることが出来るパートは
パート5です。

パート5は短文穴埋め問題で
短文の空所を埋める語句を
選ぶ問題です。

パート5の問題は文法問題と
語彙問題があります。

短期間でスコアを上げるのであれば
語彙問題ではなく、文法問題を中心に
学習することをお勧めします。

語彙問題は単語を知らないと
解けない問題がほとんどなので、
分からない問題は飛ばして
次に進むようにしましょう。

いくら考えても分からない問題は
分かりませんから・・・

文法問題は出題される問題が
決まっていますので、
頻出問題を繰り返し解くことによって
解き方のコツが分かってきます。

パート5の参考書はたくさんありますが、
短期間でスコアアップを目指すのであれば、
薄い参考書を繰り返し学習しましょう。

お勧めの書籍は

1駅1題 新TOEIC TEST文法特急
花田徹也(著)

朝日新聞出版社

新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編

花田徹也(著)

朝日新聞出版社

この2冊の本はどちらも100題前後の
問題が収録してあります。

どの問題もTOEICで
頻出の問題ばかり。

この200問を3回繰り返し解けば
短期間でパートの正答率を
上げることが出来ます。

その際重要なことが1つあります。

それは、答えを覚えるのではなく、
解答へのプロセスをきちんと
理解するということ。

答えを覚えても、全く同じ問題が
出ることは滅多にありませんから
あまり意味がありません。

花田徹也先生の「文法特急」は
文法用語が多く出てきますので、
初級者には少し難しい
かもしれませんが、
分からないことがある場合は
信頼できる人に聞いて解決するように
して下さい。

上の2冊をきちんとマスターすれば
パート5の問題は7割から8割取れます。

パート5の詳しい学習方はこちら

TOEICのパート5の対策。勉強法から問題の解き方まで解説

TOEICのリーディングは
パート7の配点が高いので
対策を考えると思いますが、、、

短期間での攻略は難しいので、
パート5の対策から始めて下さい。
(パート7は時間に余裕があればでok)

4.TOEICを短期間でスコアアップする方法のまとめ

ビジネスで戦略を立てる場合に
よく「選択と集中」という言葉を
使います。

TOEICのスコアアップを考える際も
考え方は同じです。

特に短期間でスコアを上げないと
いけない場合は、スコアが上がりやすい
パートから対策をすることが
絶対に必要です。

上で書きましたように
TOEICで短期間でスコアを
上げることが出来るのは
リスニングはパート2,
リーディングはパート5です。

まずがこの2つのパートの
対策をしましょう。

もしパート2とパート5の
対策をして、まだ時間に余裕が
あるのであれば、次に手をつけるのは
パート1とパート6になります。

繰り返しになりますが、
短期間でスコアアップを目指すので
あれば、少ない参考書を繰り返して
学習して下さい。

たくさんの参考書で学習しても
消化不良になることが多く、
学習効率は良くないです。

是非この記事を参考にして
短期間でTOEICのスコアを
上げましょう。

私も現在TOEICの対策を
頑張っています。(^o^)

一緒にスコアアップ出来るように
頑張りましょう。

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