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TOEICスコアの換算法。何問正解すると何点になる?

TOEICのスコアはどのようにして算出されているかご存知ですか?

TOEICのテストはリスニング100問、リーディング100問の合計200問出題されますが、なぜか満点は990点です。

つまりTOEICは1問何点という方法でスコアが換算されているわけではありません。

今回の記事ではTOEICのスコアの換算方法について詳しく解説します

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1.TOEICスコアの算出方法

まず、リスニング・リーディングの各セクションの正答数を集計し、「素点」が算出されます。

その後、この素点に様々な統計処理が加えられ、最終的なスコアが決定されます。

例えば、難易度が極端に高い問題(正答率が極端に低い問題)は「採点除外」となり、不正解でもスコアに影響しない場合があります。

毎回TOEICを受験している方によると、テストによっては採点除外問題が数問存在することもあるそうです。

また、TOEICでは「等化(Equating)」と呼ばれる処理も行われています。

これは、

– テスト回による難易度差

– 出題内容の偏り

などを調整し、どの回を受験しても公平なスコアになるようにするための仕組みです。

ただし、どのような統計処理が行われているかについては、主催団体であるETSが詳細を公開していないため、正確な仕組みは不明です。

リサイクル問題が出題される理由

TOEICでは、過去に出題された問題(リサイクル問題)が再利用されることがあります。

これは試験難易度を標準化するためだと言われています。

毎回完全新作の問題だけにすると、難易度のばらつきが大きくなるためです。

ただ、近年は公開テスト回数が増えたこともあり、リサイクル問題は以前より減少している印象があります。

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2.TOEICの配点は1問何点?

TOEICには、

– リスニングセクション

– リーディングセクション

の2つがあります。
各セクションのスコア範囲は以下の通りです。

セクション 最低点 最高点
リスニング 5 495
リーディング 5 495

つまり、
– 最低スコア:10点
   
– 最高スコア:990点

になります。
そのため、理論上は英語力が同じなら、いつ受験しても同じスコアになるよう設計されています。

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3.TOEICのスコアの誤差範囲

TOEICでは、毎回100%実力通りの結果が出るとは限りません。

例えば、

– 隣の人の咳がうるさかった

– 疲れていた

– 体調が悪かった

– スピーカーの音質が悪かった

– 周囲の雑音が気になった

など、様々な外的要因がスコアに影響します。

ETSによると、TOEICスコアには±50点程度の誤差があるとされています。

これは、

TOEIC700点の実力がある人は、650〜750点に収まる確率が68.2%という意味です。

つまり、多少のスコア変動は誤差範囲内である可能性があります。

実際のスコア変動例

私自身、TOEIC公開テストでは大体950〜980点付近を取っていますが、
– 980
– 975
– 975
– 970

という推移だった年もあります。

誤差はわずか10点でした。

TOEICのスコア精度の高さを感じますね。

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4.TOEICスコア換算表

TOEICスコアは正答数と完全一致するわけではありません。

ただし、ある程度の相関は分かっています。

※以下は参考値です。フォーム難易度によって変動します。

リスニングのスコア換算表

素点  スコア 素点 スコア 素点 スコア
100 495 66 355 32 160
99 495 65 350 31 160
98 495 64 340 30 155
97 495 63 335 29 155
96 490 62 325 28 155
95 485 61 320 27 150
94 480 60 315 26 150
93 475 59 310 25 145
92 470 58 300 24 145
91 465 57 295 23 140
90 460 56 290 22 140
89 455 55 285 21 135
88 445 54 275 20 130
87 435 53 270 19 130
86 430 52 265 18 125
85 425 51 255 17 120
84 420 50 245 16 115
83 420 49 235 15 110
82 415 48 230 14 110
81 410 47 225 13 105
80 405 46 220 12 105
79 400 45 215 11 100
78 395 44 210 10 95
77 390 43 200 9 85
76 385 42 195 8 70
75 380 41 190 7 60
74 375 40 190 6 45
73 375 39 185 5 35
72 370 38 180 4 15
71 370 37 180 3 10
70 365 36 175 2 5
69 365 35 170 1 5
68 360 34 165 0 5
67 355 33 165

スコア 正答数
495 97~100
450 88~89
400 79~80
350 65~67
300 58~59
250 50~51
200 43~44
150 25~27
100 11~13

リーディングのスコア換算表

素点 スコア 素点 スコア 素点 スコア
100 495 66 295 32 120
99 495 65 280 31 115
98 485 64 275 30 115
97 475 63 270 29 110
96 465 62 265 28 110
95 455 61 255 27 105
94 445 60 245 26 100
93 435 59 235 25 100
92 425 58 225 24 95
91 415 57 215 23 95
90 410 56 210 22 90
89 405 55 210 21 90
88 400 54 205 20 85
87 400 53 195 19 80
86 395 52 190 18 80
85 395 51 190 17 80
84 395 50 180 16 75
83 390 49 180 15 75
82 385 48 175 14 70
81 380 47 175 13 65
80 380 46 175 12 60
79 370 45 170 11 60
78 365 44 165 10 60
77 365 43 160 9 55
76 360 42 155 8 55
75 355 41 150 7 50
74 355 40 150 6 35
73 350 39 150 5 30
72 345 38 145 4 20
71 335 37 140 3 10
70 320 36 135 2 5
69 315 35 125 1 5
68 315 34 120 0 5
67 305 33 120

スコア 正答数
495 99~100
450 94~95
400 85~87
350 72~74
300 66~67
250 60~61
200 53~54
150 39~40
100 25~26

リスニングの方がスコアが高く出やすい

同じ正答数でも、一般的にリスニングの方が高スコアになりやすい傾向があります。

これは、

– 音響環境

– 集中力

– 会場設備

など、外的要因の影響を受けやすいことが理由ではないかと考えられます。

スコア別必要正答数(概算)

スコア 正答数 正答率
900点 約184問 92%
850点 約175問 87.5%
800点 約164問 82%
750点 約155問 77.5%
700点 約142問 71%
650点 約132問 66%
600点 約126問 63%
550点 約118問 59%
500点 約111問 55.5%
450点 約103問 51.5%
400点 約95問 47.5%
350点 約82問 41%
300点 約71問 35.5%
250点 約51問 25.5%

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5. TOEICスコアの不思議

TOEICのスコアは990点ですが、200問全問正解しなくても990点になるということをご存知ですか?

リスニングは大体95〜97問の正解、リーディングは97〜99問の正解で満点(495点)になります。  (テストの難易度によってかなり幅があります)

リスニングの方がミスが多くても満点になるのは、やはり聞き逃し等のリスクを考慮しているのだと思われます。

受験環境によっては会場がうるさく、聞き逃しが起こる可能性は避けられませんから・・・

また、TOEICでは時々採点から除外される問題があります。

正答率が極端に低い問題は受験者の英語力を正確に測れないとみなされ、採点除外になります。

正答率が極端に低い問題は仮に間違えてもスコアに影響しませんので安心してください。

 6. TOEICスコアレンジ換算表(公式参考値)

参考までにTOEICのスコアレンジ換算表を載せておきます。

(引用 TOEICテスト新公式問題集VOL4)

リスニング リーデイング
素点レンジ 換算点レンジ 素点レンジ 換算点レンジ
96-100 480-495 96-100 460-495
91-95 435-490 91-95 410-475
86-90 395-450 86-90 380-430
81-85 355-415 81-85 355-400
76-80 325-375 76-80 325-375
71-75 295-340 71-75 295-345
66-70 265-315 66-70 265-315
61-65 240-285 61-65 235-285
56-60 215-260 56-60 205-255
51-55 190-235 51-55 175-225
46-50 160-210 46-50 150-195
41-45 135-180 41-45 120-170
36-40 110-155 36-40 100-140
31-35 85-130 31-35 75-120
26-30 70-105 26-30 55-100
21-25 50-90 21-25 40-80
16-20 35-70 16-20 30-65
11-15 20-55 11-15 20-50
6-10 15-40 6-10 15-35
1-5 5-20 1-5 5-20
0 5 0 5

例えばリスニングの正答数が50問、リーディングの正答数が50問の場合のスコアは310〜405点の範囲になります。

リスニング・リーディングそれぞれ最大50点の誤差がありますので、合計で約100点の幅があります。

7.TOEICスコア換算法のまとめ

まとめ▼
– TOEICのスコアは「1問◯点」ではない
   
– 統計処理(等化)によってスコアが決まる
   
– TOEICスコアには±50点程度の誤差がある
   
– テストのフォームによって同じ正答数でもスコアは変わる

TOEICは非常に客観性を重視した試験です。

ETSは、 「同じ英語力なら、いつ受験しても同じスコアになる」ことを目指して試験設計をしていると言われています。

とはいえ、実際には体調や試験環境などの影響もあるため、多少の点数変動は気にしすぎる必要はありません。

スコアが下がったからといって、必ずしも英語力が落ちたとは限りません。

TOEICを何度も受けるべき?

闇雲に何度も受験するより、

– 学習

– 復習

– 弱点分析

をしっかり行う方が重要です。

ただし

– 就職活動

– 昇進条件

– 大学単位

などで目標スコアが必要な場合は、誤差を考慮して複数回受験しておくと安心です。

TOEICのスコア換算表が、皆さんの学習の参考になれば嬉しいです。

目標スコア達成に向けて頑張りましょう!(^o^)

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